2018年第一回目は年明けそうそうにちょっと遠征して京都と奈良の県境付近にある笠置キャンプ場に行ってきました。そこで過ごした1泊2日をレポートします。
また、周辺のスーパーなどの近隣情報やキャンプ場の情報も併せてできる限り詳細にご紹介します。
こんなところ
笠置キャンプ場について
場所は京都府相楽郡笠置町と言って、京都府と奈良県の県境付近にあります。
笠置キャンプ場のすぐそば徒歩5分くらいのところにJR笠置駅があるので電車で来ようと思えば行けたりもします。
運営は、看板やホームページを見るに笠置町商工会が管理している模様。
そのおかげもあり、利用料は大人1拍2日で600円(1日300円×2日)とたいへんリーズナブルな料金設定となっております。
なお、予約やチェックイン・アウト等のシステムはなく基本的に来た順となっています。
また、笠置キャンプ場のまわりには木津川が流れており自然豊かな場所となっております。
施設情報
笠置キャンプ場の設備情報などをキャンプした際に写真に収めてきましたのでどうぞ。
まずはキャンプ場の入口がこちら↓。
ここを50mほどさらに奥に進むと管理人のお姉さんが待っています。が、その前に大きな車ではちょっとした難所を通過しなくてはなりません↓。
帰る際に写真に撮っておきましたが、道路の幅がとても狭いです。この写真だと伝わりにくかったかもしれませんが、一番狭い場所で道幅3mといったところでしょうか。
笠木キャンプ場はすべてフリーサイトとなっており、そのうち一部のサイト通路を挟んで川沿い方面では直火OKなところもあります。今回僕たちは直火OKのサイトを利用しました。
トイレについて
トイレは下記の場所に2か所あります。
すべて汲み取り式となっておりますが、冬だったためかニオイなどはほぼ気にならなかったです。
一か所に大小合わせて10くらいはあったと思います。
ご覧のとおり、夜にはちゃんと電気もついてくれますので安全です。
但しここで注意情報!トイレットペーパーは備え付けされていないので各自用意する必要がありますのでご注意ください。
炊事場
炊事場もトイレと同じ場所に合計2か所ほど設置されてあります。
蛇口の数も1か所に10くらいはありましたし、食器などを置いておく台も設置されております。
温水はなく冷水のみだったので冬場はとっても冷たかったです。
また、BBQのコンロなども洗えるようになっているのがうれしいですね。
ゴミ捨て
ゴミ捨ての場所も上記と同じ場所に合計2か所ありますが、空き缶や空き瓶などを捨てられる場所は1か所となっております。
(写真には写っていませんが、空き缶や空き瓶、ガス缶なども回収してくれます)
なお、ちゃんと分別すれば無料で回収していただけるのは”超”がつくほどありがたいです!
お風呂(近隣施設)
笠置キャンプ場内にお風呂はありませんが、キャンプ場の入り口から実測にて5分ほど歩いたところに温泉施設『笠置いこいの館』があります。
ちなみに、キャンプ場の出入り口は1か所しかなさそうなので、奥のほうのサイトに設営した場合はそのぶん遠くなってしまいますのでご注意。
利用料金は写真のとおりで大人800円,子供400円が必要ですが、笠置キャンプ場でチェックインしたときにもらえるパンフレットに割引券100円分が付いているので、実際には大人だと700円で入浴することができました。
(僕はそのパンフレットを持参するのを忘れてしまいましたが、その旨をフロント受付の方に説明すると割引してもらえました)
なお、休館日が第1・第3水曜日となっているので注意です。
また、詳しくは知りませんがJAF会員の人向けの優待割引制度もあるようなので、入会している方は持って行っておいても良いと思います。
また、館内には喫茶店やお食事処,ちょっとしたお土産コーナーも設けられていました。
1F喫茶店
2Fお食事処
お土産コーナー
その他
キャンプ場内には自動販売機が1か所ありました。
また、炊事場付近にグラウンドゴルフ場があり土曜日の朝にはお年寄りの方々がどこからか集まってきて楽しんでおられました。
まだまだ続きます。
キャンプな一日
それではここからが僕たちが過ごしたグループソロキャンプの1泊2日をレポートしていきます。
ところどころに地面の状態などの役立つ情報も織り交ぜてレポートしておりますので引き続きご覧になっていただけたら幸いです。
キャンプ当日は残念ながら朝から雨模様、、、食材などの買い出しを済ませお昼の12時30分ごろに笠置キャンプ場にチェックイン。
いつものとおり金曜日の平日にするキャンプもあり、キャンパーの数はちらほらです。友人から聞いた話だとここ笠置キャンプ場は”ソロキャンプの聖地”らしく、たしかにほかのキャンプ場と比べてもソロキャンパーの数が多いように感じました。(半数はソロキャンパーのイメージ)また、この日のサーカスTCの数がとても多かったのが印象的でした。
車に乗ったまま一通りサイト内をぐるっと散策し、その日の場所決めをしました。
直火OKなところとダメなところがあり迷った結果、直火OKな場所を確保しました。僕たちは今まで直火でたき火をしたことがなかったので直火サイトを利用するのは初めてです。
また、場所決めには炊事場やトイレの距離も考えながら検討しました。
笠置キャンプ場はとても広いのが魅力的なんですが、その反面場所選びを誤ると移動などがかなり大変になってしまいます。
特に温泉施設に行かれる方は、入り口付近に設営するのと一番奥に設営するのとでは5分くらいは差がでると思います。
場所が決まったところで、小雨が降っていたので今日は車の中で簡単に昼食を済ませました。
14時くらいになると雨もあがり、ここから一気に設営開始。設営開始時間が遅くなったのと、また雨が降られては困るという焦りから途中の写真撮影を忘れてしまいました(汗)
でもここはフリーサイトでも車を乗り入れしてキャンプができるので設営はとっても楽チンなのがありがたかったです。
そんなこんなでちゃちゃっと設営が完了したところで時刻は15時すぎ。
とりあえず乾杯です!今日はお正月気分で琥珀エビスを持ってきました。
ひととおり喉を潤したところでおつまみでも作ります。
今日のメニューは”焼き枝豆”です。作り方は至って簡単で冷凍の枝豆をスキレットに投入し蓋をしたまま弱火で5分くらい焼くとホックホクに仕上がります。
そのために今回用意したニューギアがこちら↓
『LODGE 6・1/2スキレット』です!料理の幅を広げるために蓋もちゃんと購入しましたよ!さすがほかのスキレットと比べて値が張るぶんスキレットと蓋の合い面もピッタリです。
ちなみにチラッと見えているCB缶カバーの正体が気になる人はこちらの記事をどうぞ。
そうそう、ちょっと設営時に時間を戻して。
地面の状態ですが、ここ笠置キャンプ場は川原ということもあるためか全体的に砂地でした。そのため地面も柔らかく打ったペグも手で引っ張れば難なく抜けてしまいます。いつもより長めのペグを準備されたほうがよろしいかと思います。
作った焼き枝豆とビールを飲み干したところで時刻は16時をまわりました。
ディナーの前に温泉に行くことにします。
温泉施設は先にもご紹介したとおりキャンプ場の入り口から歩いて約5分ほどの場所にあり、そこまで付近を散策しながら行きました。
笠置キャンプ場の入り口手前にはちょっとした公園があったり↓。
同じく近くに、ちびまるこちゃんの漫画ででてくるような商店があったり↓。
当日はお休みでしたがBBQ用品のレンタルや薪の販売もしているお店があったりしました↓。
お風呂の写真はありませんが、露天風呂もありますし浴場もひろいかったです。
また、お湯もトロッととした感じでとても気持ちよかったです。
風邪をひかないようにしっかりと髪の毛をドライヤーで乾かしてサイトに戻ります。戻ったところで時刻は17時を過ぎたところ。
友人Nさんが焚き火の準備をしてくれていました。(この日友人Nさんは病み上がりで温泉にはいったものの入浴せずに先にサイトに戻っていました)
初めての直火での焚き火です。囲っている石は先人達がその場に置いておいてくれたものを使っています。近くに川原があるのでいくらでもあります。
これからディナーの準備に取り掛かりました。まずは火源の炭熾しからですが、ここはラクして炭を焚き火のなかに放り込んで一気に熾します。
熾った炭は我が愛器『笑’s A4君』のなかへ投入。
このA4君、改造ネタなどいろいろとレビューしていますので気になる方は以下の記事を参考にどうぞ。
今日のディナーはこれまたニューギアの『LODGE 6・1/2スキレット』をつかったメニューです↓。
こちら”さばの味噌煮缶のトマト煮込み”とでも言いましょう。
これまた作り方もとっても簡単なのにと~ってもおいしいし、冷えた体もポッカポカになりますよ。
火をかける前のスキレットにさばの味噌煮缶とトマト,適当な野菜(僕はブロッコリーとマッシュルーム),おろしニンニクを入れ蓋をして弱火にかけます。
全体に火が通ったところでスライスチーズをのせて完成です。
そのほか、炭火で骨付きウインナーを焼いたり↓
友人NさんのユニセラTGⅢのうえで焼いた牡蠣をいただいたり↓
同時にユニセラTGⅢにセットした『おでん鍋』で炊いたおでんをいただいたり↓
もうおなかいっぱいココロも満たされました。
ちなみにこのおでん鍋について補足情報。
ユニセラTGⅢの形状に沿わせてセットするようになっているので側面からのみしか熱を加えることができません。そのため、沸騰させるのに少々時間を要します。
ここで食後の焚き火タイムに入る前に寝床の準備として幕内を温めておきます。
冬キャンプのために大枚叩いて買ったフジカハイペットを点火し、その上にステンレス湯たんぽを乗せて熱源を無駄なく使います。
数あるストーブの中からフジカハイペットを選択した理由などを記した記事はこちらを参照ください。
また、同様に湯たんぽについても別途ご紹介しておりますのでよろしければ併せてどうぞ。
いよいよ本日の締めである直火での焚き火タイムに突入です。
焚き火は丁寧にNさんが育てておいてくれたおかげで良い感じに仕上がっております。
なお、今回の薪は針葉樹と広葉樹の組み合わせで試してみました。
針葉樹は主に着火用として、広葉樹は針葉樹と比べて火持ちするという特徴があります。
ちなみに僕たちの薪の調達はアグロガーデンでしております。針葉樹で7kgで499円+税、広葉樹が8kgで599円+税でした。
焼酎のお湯割りを飲みながらまったり過ごしてます。
実はこのYETIの10ozタンブラーも今回のニューギアだったりします。導入前にこのタンブラーのその性能を評価してみましたので、気になる方はこちらの記事も併せてどうぞ。
そして就寝前にはNさんがスベアを使ってお湯を沸かしカップラーメンをご馳走してくれ、本日のキャンプは終了です。
事前に準備しておいたフジカハイペットのおかげで幕内も就寝前には19度にまで暖まっております。(外の気温はマイナス1度超え)
時刻は11時30分、おやすみなさい。
キャンプ2日目
おはようございます!
時刻は8時を過ぎたあたり、朝食の前に朝焚き火をしておきます。
今日のモーニングメニューはサラダといつもの僕の定番朝カレーです。
そのためにまずはメスティンにお米と水を入れて30分ほど給水タイム。
その間にホットコーヒーを飲みながら過ごしてます。
今回炊飯は初めて固形燃料を使ってみました。
というのも、これまではガスバーナーやアルコールストーブを使って火加減を調整しながら炊飯してましたが、固形燃料は一度火をつけたら最後消えるまで放っておくだけでおいしく炊けるということを知ったため挑戦です。
結果、ちょっとだけお米の芯が残ったもののじゅうぶんにおいしく炊くことができましたよ。面倒くさがりの僕にはもってこいかもしれません。
炊きあがったら、半分は持ってきたタッパーに移しておき、あいたところに別途温めておいたレトルトカレーとNさんがくれた焼き肉をオンして完成です。
いつも思うのですが、キャンプで飲むコーヒー同様になんでキャンプで食べるカレーはこんなにもおいしいのでしょう?不思議です。
もうひとつ僕が朝はカレーにする理由があります。
それはズバリ!洗いものが少なくて済むからでしょう!!メスティンとスプーンだけの洗いもので済ませることができるので、その後の撤収も時間短縮が期待できます。
これにて今回のキャンプも終了となります。
最後までだらだらとしたレポートをご覧いただきありがとうございました。
ちなみに、上の写真は僕たちが撤収した後のお昼過ぎの笠置キャンプ場の風景です。
土曜日ということもあってそこそこのキャンパーが来ていますが、サイトが広いぶんまだまだスペースには余裕がありそうです。
気温情報
キャンプ当日の気温の状況を写真に記録してきましたので、皆さんがキャンプする際の参考になればと思います。
17時18分
18時32分
20時42分
22時36分
就寝前 23時42分
この日の最低気温は21時47分のマイナス1.2度
次ページには近隣情報や買出し事情などをアップします。
近隣情報
食材調達などは事前に済ませておくことをおすすめします。ここ笠置キャンプ場には近くにコンビニが一か所あるのみで一番近くのスーパーは10kmくらい離れたところにあります。
近くのコンビニ
笠置キャンプ場から約3分くらいです。
そのコンビニのとなりにはレストランと八百屋?的なお店が立ち並んでいます。
野菜の調達はここでもある程度そろえることはできると思いますが、肉類は打っていませんでした。
八百屋+レストラン
もろもろの食材やお酒類を調達するなら10kmくらい西に車を走らせたJR加茂駅のそばに『サンフレッシュ』というスーパーがあります。
イメージとしてはマックスバリューてきな品揃えで、ここに来ると一通りのものはそろえることができるでしょう。
スーパー
また、『サンフレッシュ』のそばにドラッグストア『木のうた』もありました。
ドラッグストア
そのほか、JR加茂駅の付近にはスーパー『グルメシティ』もあります。
スーパー
これらJR加茂駅とは反対側に車を走らせると(笠置キャンプ場から東へ)道の駅もあったりします。
道の駅『みなみやましろ村』
ここでは、この近辺の産物であるお茶を使ったお土産などがたくさんあったり、地物の野菜などの食材も調達することができます。
さらには、コンビニ的なコーナーも併設されておりお酒やお菓子類も調達することができます。