これまでのキャンプで度々使用してきたA4君の黒皮鉄板プレートを改造して、焼き肉をしながら同時に湯豆腐やおでんに水炊きなどの鍋料理もできちゃうようにしました。
熱燗だっていけちゃいますヨ。
今日はその方法を詳しくご紹介します。
用意するもの
本体
- 笑’s A4君専用黒皮鉄板プレート
- クローバー(大屋製作所) ステンレス製深型組バット2号
フタ
今回は2種類のフタを作りました。
- 2号専用蓋
- 汎用取っ手
もしくは
- 焼き杉板のフタ(202mmX140mm,t14mm)
- 焼き杉板の取っ手(180mmX20mm,t10mm)適宜
- 銅釘
作り方
本体の作成
- 鉄板の切り取り
写真のとおり、白色でマーキングしている箇所をグラインダーで切り取ります。
グラインダーを使う際は必ず皮手袋やゴーグルを着用し、怪我にはくれぐれも注意しましょう!
- 微調整~仕上げ
グラインダーの刃をヤスリに交換し仕上げていきます。
白色マーキング箇所を切っただけだと微妙に寸法が出ないので、ヤスリをかけながら1~2mm程度削ると良いでしょう。僕の場合は何度もバットを仮組みしてみながら削り代をを調整していきました。
ステンレス蓋の作成(その1)
いたって簡単、汎用蓋の付属ネジのサイズに合わせて専用蓋の中心にドリルで穴をあけて取り付けるだけです。
もちろんフィッティングもぴったりなので、あまり雰囲気にこだわらない方にはおすすめです。
- 穴あけ
蓋の中心に穴を空けます。 - 取っ手の取付け
蓋と取っ手をネジで取り付けたら完成です。
焼き杉板蓋の作成(その2)
- 焼き杉板のカット
蓋となる杉板を202mmX140にカットします。 - 取っ手の作成
取っ手のデザインは自由ですが、僕は角を落としてそれっぽく仕上げました。 - 取っ手の取付け
銅釘を裏から打ち付けて完成です。
使用レポ
当日は自宅にウインナーと豆腐があったので、焼きウインナーと湯豆腐をしてみました。
鉄板を載せる前に炭をおこして熱くなったところで鉄板と鍋を置き、鍋にはたっぷりとお水を入れます。
なお、A4君は炭の投入窓が付いているのでわざわざ鉄板を外す手間もかかりません。
さらに写真のとおり、鍋とロストルの間もじゅうぶんに隙間があるので鍋下への炭の投入/移動もでき、火加減の調整も簡単です。
正確には測っていませんでしたが10分くらいでグラグラとお湯が沸き始めたので調理開始。
っと言ってもウインナー置いて豆腐入れるだけですが~。
料理しながら思ったんですが、今回の改造で今まで欠点に感じていた炭の投入量が劇的に少なくなりました。
これまでは底にまんべんなくムダに炭を置いていましたが、鉄板のサイズが半分になったことでそこに少しと鍋下に1個程度でよくなりました。これはタナボタでした。
また、これまではソロでBBQすると鉄板が大きすぎ感があったのも解消されちょうど良いサイズになったのでよかったです。(笑’s A5君テキな?)
要改善点
焼き物と鍋を同時に使うときは油はねにより鍋のほうに跳ねた油が入らないようにするほうがより良くなります。
とりあえずは、焼き物をするときは鍋を外しておいてそれが終わったら鍋をセットする方法や、蓋をしておく方法が考えられます。
今後は、間になにか仕切り板を作って立てることも検討してみようと思います。
さいごに
今回の改造をとおして、A4君の使い道に幅が広がったことでより大活躍してくれそうです。
これまでは少しばかりB6君のほうでもよかったかな?と思う場面もありましたが、今はちょうど良い感じです。
B6君に似たところでキャプスタのスマートグリルB6を持っていますが、僕が使っている炭(岩手切炭)の大きさだとちょっと組合わせにくいんです。
(2個くらいしか置けないから火を起こしにくいなど)
次回のキャンプではこれからの季節にぴったりな鶏の水炊きかおでんなどを考えてます。
後日、実際にフィールドにて使った感じもレビューしようと思います。
なお、笑’sA4君についてはこちらの記事↓でも使いかた詳細をレポートしています。
また、スマートグリルB6についてもこちらの記事↓で詳細レポートしてますので併せてどうぞ。