こんにちは、フクロウです。
つい先日、ブログでなでしこも愛したルミエールランタンの火がつかなくなった時や弱くなった時の修理方法をレポートしましたが、今回はさらに進んで部品一つ単位まで分解してみたので追加レポートしておきます。
経年劣化で壊れるゴムパッキンの交換の際に役立つと思います。
はじめに
自己修理をするとメーカーの保証対象外になってしまいます。
また、修理の仕方をレポートしますが自己責任にて判断ください。
分解開始
それでは部品一つ単位まで分解を進めていきます。この際に必要な工具は10mmスパナと19mmソケットのラチェット、ピンセットor小さなマイナスドライバーくらいです。
所要時間も10分程度で難易度も高くないでしょう。
まずは10mmのスパナを使ってノズルを分解していきます。少々硬いですが反時計回りに回すと緩みます。
取っ手はノズルチップにはまっているだけなので上方向に持ち上げると外れます。固着して外れないときはちょっと左右にこじりながら上方向に力を掛けてみてください。
ノズルチップはそのまま反時計回りに回すと緩んでいきます。硬いときは先ほどの取っ手を工具代わりに回すと良いでしょう。
波ワッシャーは無くさないように気を付けましょう。また、再組立てするときも忘れないようにしましょう。
まずは19mmソケットとラチェットを使って六角ナットを緩めます。これもまあまあ硬いですが反時計回りに回すと緩みます。
クリップを外していきます。
ピンセットか写真のように小さなマイナスドライバーで引っ掛けて持ち上げるようにずらすと外れていきます。
ケースとガス器具を挟み止めしている樹脂ワッシャーを外します。
ガス器具本体とOD缶の取り付け部にあるOリング(ゴムパッキン)はピンセットもしくは小さなマイナスドライバーですくい上げるようにすれば外れます。
このときOリング(ゴムパッキン)に傷がつかないように注意しましょう。ガス漏れの原因になります。
これで分解完了です。
最後に
せっかくなので付いていたOリング(ゴムパッキン)のサイズを調べておきました。
OD缶との接続部にあるOリングは径11mm、厚さ約2mmほどの仕様です。
ノズルチップに付いていたOリングは径5mm、厚さ1mmほどの仕様でした。
前回も述べましたがやっぱりこの手のガスランタンは構造がシンプルですね。以前プリムスのガスランタンも分解修理したことがありますが基本的に同じような構造でした。
もちろん、こういった作業が苦手な人や心配な人は無理せずメーカー修理に出したほうが安全です。
何を隠そう、僕も正確な組立説明書なんてもってませんから毎回ドキドキです(汗)
それでは手短でしたが今回はここまで、皆さんのもしものときに何か役に立てば幸いです。
とは言えあくまで自己責任の範囲でたのしんでください。