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テント・タープ

最高にして最強のテントです!ミニマルワークス シェルターGを徹底レビュー

こんにちは、フクロウです。

今日は久しぶりの大物キャンプギア、ミニマルワークスから最近新発売されたテント『シェルターG』。
このシェルターGを早速先日のソログルキャンプで使い倒してきたので徹底レビューしていきます。

ミニマルワークス シェルターG

改めて今回僕がソロキャンプ用に買ったテントがミニマルワークスのシェルターG、しかも2023年新色のチャコールです。

どうですかこのオーラと佇まい、ただ者ならぬ姿でしょ?

ミニマルワークスのギアはどれも人気商品のため売り切れが多いなか、たまたまキャンセル待ちでGETすることができました。

チャコールとは「炭」や「木炭」に近い色のことだそうで、実際にシェルターGではほぼ黒に近いグレーって感じです。

幕内からは日が当たると明るいグレーになってきます。

夜になって幕内に明かりを灯すとこんな感じ。スキンが薄手の40Dシルナイロンなので光が透けてます。

ですが、外からの明かりはほど良く抑えてくれる優れものです。さすがにポリコットンやコットン製のテントほどの遮光性はありませんがこれでもじゅうぶんです。

写真は後日アップロードしようと思いますがチャコールは土汚れなどの汚れが付くとちょっと目立ちやすいかもしれません。

スペック

続いてシェルターGのスペックや付属品についてレポートします。

シェルターGの基本構成部品はスキン一式・TPUルーフ・2種類のポール4本・ペグ8本・収納ケースになっています。

その他カタログスペックは以下のとおり。

  • 使用時: 幅350 × 奥行300 × 170 (h) cm
  • 収納時: 65 × 25 cm
  • 重量: 6.4 kg
  • スキン‐リップストップナイロン40D 耐水圧2,000mm
  • ルーフ‐ポリエステル75D,TPU
  • ポール‐ジュラルミン

このようにポールは何本にも分かれていてそれぞれがショックコードでつながっているので組立は簡単です。

但し、連結したときの長さは約7mにもなるので設営の際は広い場所が必要になってきます。

ポイント

広い場所が無くても設営できる裏技を後ほど紹介します。

設営手順

続いてシェルターGの設営方法を簡単にご紹介していきます。
初めて設営するときはスキンにポールを挿す位置を間違えててこずりましたが、一度覚えてしまうと10分もあれば設営できるほど簡単です。

まずはスキンをしっかりと広げておきます。この”しっかり”が後のスムーズに設営させるポイントになります。

四隅にこのポールを挿す穴が来るように広げておくのがミソです。

そして”MINIMAL WORKS”のロゴが側面になります。

続いてスキン中央付近にあるポール挿入穴にオレンジの差し色が入ったポールを2本通します。

オレンジの部分が見えなくなるところまで通すのがポイントです。

もし設営するサイトが広くない場合はポールを通しながら連結していく方法もアリかと思います。

僕も最初はポールを全て連結してから作業していましたが、この方法のほうが断然取り回しがラクになりました。

それぞれのポールを手順1で紹介した四隅のポールキャップに挿していきます。2本目のポールを挿した時にはこのように勝手に自立してくれます。

ポイント

のポールは右側のポールキャップへ、のポールは左側のポールキャップへ挿すことを忘れずに。

あとは各箇所にあるフックを取り付けていきます。

付属のTPUルーフを付ける場合はこのタイミングでセットするほうがやりやすいです。

TPUルーフはポールを覆いかぶさるようにでき雨風の進入を防いでくれますし、サイドにはベルクロがあるのでバタつくこともありません。

2本のサイドポールをこのようにメインポールを覆いかぶせるように取り付けていきます。

ここではメインポールとは逆でのサイドポールは左側のポールキャップへ、のサイドポールは右側のポールキャップへ挿します。

サイドポールのセットが完了したらさらにフックをかけていきます。

そうしてシェルターGの完成です。

シェルターGは自立式なので設営後に好きな場所まで移動させることができます。設営場所が決まったら飛んでいかないように四隅をペグダウンさせて完成です。

 徹底レビュー

それでは実際にキャンプでも使ってきたのでその時の使い心地やシェルターGの機能なども併せてレビューしていきます。

素晴らしい!大容量収納袋

まず嬉しいのは収納袋にゆとりがあるっていうところ。
あるあるネタですが、なぜかキャンプギアの収納袋ってピッタリサイズで設計されていることが多く一度広げて使うとなかなか元どおりに収めることができないことが多々あります。

しかし、このシェルターGの収納袋は大きめに設計されているのでこのようにキレイにたたまなくともクルクルッと丸めても余裕で収納できるところが◎。
更には、オプションのメッシュドアを付けたままでも収納袋に入れることができました

設営後の場所決めも可能!

シェルターGのようなドーム型テントは自立式なので設営後に場所を決めることができるのも大きなメリットです。おまけにシェルターGは総重量が6kgほどなので1人でもラクに移動させることができるんです。

ペグダウンはミニマム4本でOK!

シェルターGには合計6本の外ロープが装着されていますが風が吹いていなければ張らなくても大丈夫。テントの四隅に最低4本ペグダウンするだけで良いので夏場は疲労軽減に期待できます。

強風時には最大14本のペグダウンでしっかりと固定することができます。

バツグンの解放感と通気性!

シェルターGの最大の特徴は何といってもコレ!テントの両側がガバッと大きく開けることができます。
これなら夏はタープ代わりに使うことだってできまさに一石二鳥。

幕は左右にあるポケットに入れておくことができるので邪魔になりません。

そのポケットもメッシュ素材でできているので中身がわかりやすいうえに結露で水滴がたまることもありません。

幕の両側はどちらも取り外しが可能ですしどちらからでも開けることができます。

両サイドに計4カ所のベンチレーションがあり更に通気性アップ。密室になりがちな冬キャンプでも換気のコントロールがしやすいです。

通気口はメッシュで出来ているので夏キャンプで開けていても虫の侵入を防げます。

シーンに合わせてより快適になる天窓!

シェルターGはテントには珍しく開閉可能なメッシュ付きの天窓を装備。透明の天窓はTPU素材を採用し幕内を明るくすることができます。
晴れの日はTPUルーフをはずしてメッシュだけにしておくことで下から上へ風が通り抜けて快適に過ごせます。

就寝時など光を遮りたいときは内側からジッパーで閉じることも可能です。

オプションのメッシュドアで最高の夏キャンプを!

このシェルターGはオプションパーツも豊富。そのなかでもこのメッシュドアがあれば夏キャンプでも虫の侵入は防ぎつつさわやかな風を幕内に入れることが可能になります。

メッシュドアは本体のスキンの外側にジッパーで装着できるのでアレンジも自在です。

アレンジ自在なのでこのように半分だけメッシュドア仕様にし、スキン側にはコットを置いてプライバシーを確保することも可能です。

僕が実際に使って感動したのがジッパー部、メッシュドア用と本体スキン用でジッパーの種類を変えているこだわり設計です。
これなら間違って逆に装着してしまうミスを防げます。

冬キャンプに必須なスカート装備!

新仕様のシェルターGには冬場足元からくる冷気の侵入を防いでくれるスカートを装備、しかも幕の内側にあるので汚れにくい設計になっています。

ランタンを吊るすフックを多数装備!

今後オプションでインナーテントを計画しているのでしょうか?はわかりませんがこのようなリングフックが幕内には多数装備されています。

このリングフックを使えばテーブル回りやコット回りなど様々な場所にランタンを吊るすことができます。

ポイント

シェルターGを購入したらこのようなダブルカラビナをたくさん持っておくと便利です。

幕内のレイアウトがしやすい空間!

このようにシェルターGはサイドの立ち上がりが垂直に近くさらにドーム型の構造なので端にギアを置いてもデッドスペースが発生しにくいです。

例えばコットを後ろに置くことで前方スペースが広がり4人くらいまでなら椅子を持ち寄って宴会幕として利用できます。

このときは2人で宴会幕として使用しましたが、まだコットとテーブルの間には大きなスペースがあります。
これもスキンの立ち上がりが垂直に近いのでコットをギリギリまで端に寄せることができるからです。

ソロキャンプで使うときはコットをサイドにセッティングすることで幕の前後から出入りすることができます。

幕内でも立って歩ける高さを確保!

シェルターGのスペック上の高さは170cm、ウソじゃありません。天窓がある場所が最も高い部分ですがこのように169cmの僕なら少し余裕ができます。

一方で当時いっしょにキャンプした友人は身長が160cmなのでさらに頭上に余裕ができしゃがまずに動ける範囲が広がります。

まとめ

いかがでしたか?これまで僕は設営が簡単と言われているワンポールテントを使ってきましたが、シェルターGのような自立式ドーム型テントを使ってみたらはるかにこちらのほうが設営から撤収までラクでした。
ペグダウンも最低4本で済むのは非常にありがたいです。

しかもシェルターGはサイドの立ち上がり角度が大きく幕内にポールが無いのでデッドスペースが少なくなり、空間を最大限活用できるのが実際にキャンプで使ってみてわかりました。

さらにシェルターGの最大の特徴でもある前後の大きな入り口を開放することでタープとしても使えますし、夏場は両方をメッシュドアにしておくとタープ泊のように涼しく快適に過ごすことができそうです。

テントとしては高価格帯ですがそれに見合った機能や性能を持っている最高で最強のシェルターGだと思いました。
僕も購入するまではかなり悩みましたが今は購入して本当に良かったと感じています。

オプションのメッシュドアはセットで持っておいても絶対に後悔しない必須アイテムだと思います。

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