こんにちは、フクロウです。
今日レビューするキャンプギアは、突如キャンプギア界に登場したメーカー AS2OV【アッソブ】のPORTABLE STIC BURNER 【ポータブルスティックバーナー】です。
このバーナーの火力がとんでもないことでキャンプギア界をざわつかせているようなので、じっくり検証してみようと思います。
AS2OVって?
僕なりにどんなブランドなのか気になったのでいろいろと調査してみました。
AS2OVをアッソブと呼び、「UNBY( アンバイ) 株式会社」として2013年に兵庫県三木市に本社を構えるバッグブランドです。ちなみに”UNBY(アンバイ)”の語源は「ええ塩梅(あんばい)」から引用。
何事もバランスが大切、決め手!ブランドとして、人として、ええ塩梅になれるようにという願いを込めて、とのこと。
ネーミングセンスありますね~、僕のような凡人には思いつきません。
フクロウ
そのUNBY株式会社のブランドラインナップのひとつに新バッグブランド=AS2OV(アッソブ)があります。
AS2OVとは、「A SHARED SENSE OF VALUE(価値を共有する)」のイニシャルの略称で、訳すと「価値を共有する」、これをコンセプトに開発しています。
AS2OVの手がけるリュックはデイリーユースだけでなくアウトドアでの使用も可能なほど機能性をプラスした製品です。
こうして調べてみるとキャンプギアが始まりのブランドではなかったんですね。
フクロウ
アッソブ ポータブルスティックバーナー
AS2OV(アッソブ)についてよく理解できたところで今回のメインに移りましょう。
改めて今日レビューするキャンプギアは、こうして突如キャンプギア界に登場したメーカー AS2OV【アッソブ】のPORTABLE STIC BURNER 【ポータブルスティックバーナー】です。
キャンプやBBQなどのアウトドアシーンで大活躍するアイテム、通称『スティックバーナー』このバーナーの火力がとんでもないということでキャンプギア界をざわつかせているようです。
スペック
気になるスペックシートがこちら。
サイズ | 長さ:約20.5cm 幅:約2.8cm |
素材 | 亜鉛合金、アルミ |
デザインはシルバーの光沢とマットなブラックのスタイリッシュでかっこいい仕上げになっています。
全長20.5cmと持ちやすい長さで持った時の重量バランスも悪くなくしっくりきます。なお、その重量は実測で137gほどでした。
このように本体サイド部にはセーフティーボタン(ロック機構)が付いているので収納時に誤って点火させてしまうこともありません。
セーフティーボタンのロック解除方法は、点火スイッチ側にスライドさせるとロックされ、反対側にスライドさせると解除されます。
ロック
ロック解除
バーナーの燃焼温度は約1,300℃の高火力。
火力調整も可能です、火力調整ダイヤルを時計側に回すと火力は小さく、半時計側に回すと火力を大きくすることができます。
左の状態が最小火力、そして右の状態が最大火力になります。
最小
最大
最大火力の状態はまるでライトセーバーみたいですね!
フクロウ
ガスの充填は本体底面にある充填バルブからガスライター用ボンベを使って充填します。
その充填方法はスティックバーナーを逆さまにし、ガスライター用ボンベを垂直に強く差して充填します。こうすることでボンベ内の液体ガスがスティックバーナーへ充填されていきます。
使用レビュー
これだけ高火力だと着火させるだけでなく調理にも使えそうですよ。
公式では食材を炙る用途で使うのはNGと記載があります。
炙り調理ができるとキャンプ料理の見栄えも良くなりますね。
フクロウ
夏のキャンプに必須の蚊取り線香だって難なく着火させることができました。
僕も使っているキャンプ界では定番の『パワー森林香』だって余裕です。
フクロウ
火力を最大にすると焚き火の際も着火剤いらずです。
ちょっと小枝があればフェザースティックさえも不要の大火力。
フクロウ
ターボライターなので風が強くたって消えることがありません。参考に手持ちのサーキュレーターを風力最大で当てても消えることはなかったです。
ユニフレーム スティックターボⅡと比較
ここからはやっぱり気になるライバル比較をしてみます。
キャンプ界でこのような高火力のターボライターと言えばこれより前に発売されたユニフレームのスティックターボⅡでしょう。
僕もキャンプではスティックターボⅡを愛用しています。
フクロウ
このスティックターボⅡでも全然不満を感じたことはありませんでしたが、せっかくこうして両方を並べることができているのでちょっとスペックなど比較してみました。
スペック比較
アッソブ | ユニフレーム | |
サイズ | 長さ:約20.5cm 幅:約2.8cm | 長さ:約20.9cm 幅:約2.7cm |
材質 | 亜鉛合金、アルミ | ステンレス鋼・亜鉛ダイキャスト・樹脂 |
重量 | 約137g(実測) | 約140g |
サイズに関してカタログ値比較ではどちらもさほど変わりはありません。実際に手に持ってみると重量バランスはポータブルスティックバーナーのほうがしっくり手に馴染む感じです。
デザイン性に関して、主観になりますがアッソブのポータブルスティックバーナーのほうがグリップの仕上げが美しい印象を受けました。
また、手にした時の質感も良い感じです。
スティックターボⅡのグリップは金属素地なので持った時ひんやり冷たい感じです。
フクロウ
着火するときのしやすさはユニフレームのスティックターボⅡのほうがロック解除と着火を一連の動作で同時にできるので楽です。
スティックターボⅡのほうが着火ボタンを押すチカラも軽いです。
フクロウ
最後に火力の比較です。上のバーナーがポータブルスティックバーナーですが、ご覧のとおりスティックターボⅡよりも格段に太く長い火力です。
音で表現するならスティックターボⅡが「コォー!」に対し、ポータブルスティックバーナーは「ゴォォォーッ!!」とチカラがありました。
ガスの吹き出し口の形状や大きさからしてポータブルスティックバーナーのほうが大きくなっています。
ポータブルスティックバーナー
スティックターボⅡ
何度も言っているような気もしますが、これだけ高火力があり出力も調整できるとなると、僕が普段使いしているSOTOのガストーチも不要です。
どっちが買い?
このように両方をじっくりレビュー比較してきましたが、どちらもターボライターのジャンルでは優秀だと思います。
もし自分がこれから初めての1本を検討するならアッソブのポータブルスティックバーナーにすると思います。
やっぱりオーバースペックなほどの高火力バーナーに所有欲をそそられるのと、グリップなどの質感はポータブルスティックバーナーのほうが良いですね。
でもね?
ユニフレームのスティックターボⅡも発売されて時間が経っているのと、その人気から社外カスタムパーツも多数発売されてきました。
人とは違うオリジナル仕様を作り上げたいならスティックターボⅡがおすすめでしょう。