最近僕の中でハマっているのがメスティンを使った炊飯です。
なぜでしょう、これでご飯を作ると3割増しでおいしく感じるんです。
そんなメスティンでの炊飯のやり方をご紹介します。たった5つのポイントを押さえるだけで簡単においしくできますよ。
1合炊き
ソロキャンプや少人数キャンプのとき作るのにちょうどいい1合炊きから。
みなさんごはんを作るとき一番心配されるのが水の分量だと思います。
でもこの1合炊きの場合ならわざわざ計量カップなどで測らなくてもできます。
その方法は後ほど詳しくご説明します。
下準備(35分)
- まず米を1合ぶん計量カップを使って用意します。
キャンプのときなんかは測った1合ぶんをジップロックなどに入れておくといいでしょう。
- そしてお米を洗います。
今回はキッチンで調理しているのでザルを使っていますが、キャンプのときはメスティンのなかで直接洗っても大丈夫です。
- 下ごしらえの最後に、メスティンの中にお水200ccを入れ30分ほど給水させます。(おいしく炊くポイント①)
ここで困るのが水の分量について。
多かったらベチャベチャになっちゃいますし少なかったら固いご飯になってしまってがっかりですよね。
かといってキャンプのとき、このためにわざわざ計量カップを持っていくのも面倒くさいです。
そこでこれを覚えておくと便利です。
メスティンの取っ手をつけるためのリベットがあります。
お米を入れたあと水を入れるときに、このリベットの真ん中まで水を入れたときがちょうど200ccなんです。(おいしく炊くポイント②)
今回確認のため200ccぶんを計量カップで測ってメスティンに入れてみましたところ、ちゃんとぴったりリベットの真ん中になりました。
ちなみに、ちょっとやわらかめのご飯が好きな人はリベットの上側まで、逆に固めが好きな人はリベットの下側まで水の量を調整すると良いでしょう。
炊飯(20分)
30分ほど給水させたらいよいよ炊飯の開始です。
この工程では2つのポイントさえ知っておけばあとは簡単です。
メスティンを火にかけていきます。まずは強火で開始し中身を沸騰させていきます。
今回僕はアルコールバーナーを使っていますが、ガスバーナーを使うときもここでは強火にしておけばいいでしょう。(おいしく炊くポイント③)
ちなみに、メスティンの上に置いてあるのは缶づめですが、これには主に2つの役割があります。
1つはご飯のおかずにするため一緒に置いておくと食べるとき温かくいただけるのと、2つ目はメスティンのふたの重しがわりです。
この重しがなかったら、炊飯してるときにふたが蒸気で浮いてきちゃんです。
そうしたら、次第にメスティンから湯気が出てきて沸騰し始めます。
その後メスティンのすき間から写真のように中身が吹きこぼれし始めるので、こうなり始めたら弱火にします。(おいしく炊くポイント④)
弱火にしたまま約10分くらいたつと2つの変化(視覚的変化と聴覚的変化)がおこり始めますので、この変化に気づいてください。
・視覚的変化
まずだんだんとすき間からの蒸気がな無くなってきます。
無くなり始めるってことはなかの余分な水分が無くなってきたってことですので最終段階です。
・聴覚的変化
上記のとおり余分な水分が無くなると、次は音に変化が表れます。
耳を澄ましてよーく聴いていると「ちりちり、ぱちぱち」な感じの音がします。
これは底のお米が焦げ始める音ですので、この音がしたら火を切りましょう。
ちなみにお焦げが好きな人は、この工程を長めにすることで作れますよ。
仕上げ蒸らし(10分)
最後に炊きあがったご飯を蒸らして仕上げます。
これをすることで、ご飯がふっくらとつやつやに炊きあがります。
ちなみにここでは、蒸らすために保温バッグを使っています。
この保温バッグの詳細についてはこちらの記事を参考にしてください。
いかがでしたか?
僕はこの炊飯にハマりすぎて、ヒマがあれば自宅のIHの上でやっちゃってます(爆)
おいしく炊くポイントまとめ
- 下ごしらえの給水30分を大切に
- 200ccの目安はリベットが教えてくれる
- 最初は強火で一気に
- 次に弱火でじっくりと
- 最後に蒸らしてふっくらつやつや
ごちそうさまでした!
追加情報
火の調整が面倒くさい人に朗報です。そんな人はこちら↓の記事も併せてどうぞ。