いきなりですが、皆さんはキャンプでご飯を炊くときどうやって炊飯してますか?
僕は以前にも同BLOGでご紹介したとおりトランギアのメスティン(TR-210)とアルコールストーブを使って炊飯してました、してました。
そう、”してました”の過去形です。
最近はもっとカンタンに超ラクチンな方法で炊飯しちゃってます。
今日は、その方法を実際に作りながらレポートしていきます。(タイトルでほぼネタバレですが、、、)
用意するもの
- 固形燃料※(25g or 30g)
- 米1合
- メスティン(トランギア TR-210)
- ゴトク
※補足説明
まず、今回主役の固形燃料は100均に行けば入手できるでしょう。
25gのほうは主にダイソー(3個入り)で売ってます。
また、30gのほうはセリア(3個入り)でしか売ってるのをみたことがありません。
固形燃料の内容量の選択について、シーズン中の涼しい季節は25gでいいとおもいます。
逆に、冬場などの寒い季節には積極的に30gを使うことをおススメします。
実際、冬キャンプの際外気3℃くらいのときに25gを使って炊飯したところ、食べられなくはありませんが少し芯が残る結果となりました。
作り方
火にかけて炊くだけと、特別な手順はありませんが一応念のためレポートしておきます。
過去のBLOGも参考にしてみてください。
1.米の準備
まずはいつもどおりの要領で洗います。
2.給水
洗った米と水をメスティンに入れたら、ここで約30分間おいて米に水分を給水させてやります。
そうすることで炊いたときにふっくらと仕上がる・・・そうです(汗)。
水の量
米1合に対する水の量の目安は200mlですが、キャンプでいちいち軽量カップなんて持っていかないと思います。
そんなときは下記参考。
メスティンの取っ手のリベットのちょうど真ん中くらいまで水をはったらだいたい200ml(1合ぶん)になります。
あとはお好みで、固めが好きな人はリベットの下のラインまで、柔らかめが好きな人はリベットの上のラインまで水をはると良いでしょう。
3.炊飯
あとはゴトクにメスティンをセットし、固形燃料に着火します。
そのあとは、その固形燃料の火が消えるまで約20~30分ほったらかし。
これがこの固形燃料を使う一番のアドバンテージとなるポイントです。
でも固形燃料の燃え方を見てると確かに基本の炊飯をしているのが見て取れます。
着火直後は強火で、次第に弱くなっていき、メスティンから蒸気が噴いているころは弱火になっています。
着火直後
終盤
4.蒸らし
炊き上がったら最後にメスティンをひっくり返し写真のような保温バッグなどに入れて10分ほど蒸らしたら完成です。
この保温バッグの詳細についてはこちらの記事を参考にしてください。
代わりにタオルで包んでも問題ないと思います。
最後に
これを知るまでは、過去の記事のように毎回火加減や炊き上がるタイミングの音を気にしながら炊飯していましたが今は全くしていません(爆)!
だってどこかの通販番組じゃないですけど、ほっとくだけでおいしいご飯が炊き上がるもの。
そのうえ、ムラのない毎回安定した炊き上がり。
さらに、1回あたりの燃料代は25円~30円と経済的です。
また、このように基本ほったらかし炊飯で空いた時間を活用し、他のことに時間を有効活用できちゃいます。
このように、良いこと尽くめなので是非おすすめします。
番外編
固形燃料の収納(持ち運び)について。
このような固形燃料の主成分はメタノールで蒸発しやすい燃料です。
通常は蒸発しないようにフィルムパックされていますが、破れたらアウト。
そこで僕は、キャンプなどに持ち出す際は写真のような容器に入れて持ち運んでいます。
これも同じくダイソーの容器コーナーにたまたま売っているのを見つけましたので、併せて購入されてはいかがでしょうか?
ちなみに25gも30gもシンデレラフィットです。
おまけ
今回のレビューはキッチンでしましたが、僕がいつもキャンプに持っていくときはあらかじめ米を自宅で洗って、冷蔵庫でしっかり乾燥させてから持っていきます。
そして写真のようにメスティンにレトルトカレーなどと合わせてスタッキングしています。