先日イオンのコーヒー雑貨コーナーをなんとなく歩いていると、数あるカリタのコーヒーミルのなかに最近よく目にするコーヒーミルでポーレックス・コーヒーミルミニが置いてありました。
なんとなく手にとって「キャンプに欲しいグッズだけど高いしなー。。。」と思いながら
値札をみると、、、1800円!?!?。
しばらくはどういうことか理解できませんでした(汗)今日はその理由と使用レビューをレポートします。
セラミックミルの特徴
セラミック刃を使うメリットとして、金属ではないため金気が無く食材へ臭いがうつることによる風味を損なったりする心配がありません。さらには錆びることもありません。
また、金属刃のような鋭利でもないためメンテナンス時も安全です。
実はコレ...
ポーレックス・コーヒーミルミニが1800円だったら実にうれしい話なんですが、本当のことを言いますとコレ、アルファックス コーヒーミル(alphax coffee mill)っていう別の製品でした。
とはいっても見た目はそっくりで使いかたも同じ、外観上の違いといえば取っ手を固定するゴムバンドが有るか無いかと取っ手の色の違いくらいです。
もしやOEM!?と思えるほどです。
しかし、ポーレックスの公式HPを閲覧すると、最近模造品が出回っていることに対するコメントがありました、ウチとは全く関係ないと。
分解調査
まずはどのような構成になっているか興味本位で分解してみました。
こちらも白い部品がセラミック刃になっており、それらを臼のようにすり合わせることでコーヒー豆を挽く構造です。
そして黒色の星型パーツが調整ネジになっていて、これをまわすことで豆を挽いた際の粒度を設定することができる仕組みです。
なお、写真のとおり取っ手を取り付ける部分は改良前のポーレックス製品の形状をしていました。
(5角形)ポーレックスの改良品はここがマイナス(-)形状になっていますので、ポーレックス製コーヒーミルを購入予定のかたはこの形状をみて新旧の判別をすると良いと思います。
僕もちょくちょくチェックはしていますが、市場で展示している製品はまだまだ旧型のほうが多いようです。
対比してみる
正規品と模倣品とでは実際にどのような見た目上の違いがあるのか、メーカーHPを見ながら対比してみました。
外観
大きさや形はそっくりです。
持ち手が違うのと取っ手固定用バンドがアルファックスにはありません。
でも逆にアルファックスにはコーヒー豆を挽いた量がわかるように窓が設けられています。
セラミック刃
写真で見るだけだとそんなに大きな違いはなさそうです。
さすが Made in China です。
でもきっと使い比べたら全然違うんでしょうね?だってポーレックスのミルは、研究・開発に5年以上の歳月をかけて開発しているんですから。
ちなみに、分解してから気づいたんですがアルファックス コーヒーミルのほうはセラミックの外刃は外せるような構造ではありませんでした。
ポーレックスのほうは分解できる仕組みになっています。
ではとりあえず使っていきます。