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クッカー・カトラリー

フェデカナイフ 永く使うためのメンテナンス

こんにちは、フクロウです。

今日は最近お気に入りのナイフ FEDECA(フェデカ)折畳式料理ナイフを買ったら必ずやるべきことについてレポートしていきます。
初めにこれをやるのとやらないのとでは後々の耐久性に大きく影響を及ぼす可能性があります。

FEDECA(フェデカ)折畳式料理ナイフ

アウトドアナイフや包丁ってこだわりだしたら沼ですね~、そんな僕ももうこれまでにいくつものキャンプ用ナイフを使ってきましたが今はフェデカの折畳式料理ナイフが一番のお気に入り。

抜群の切れ味と使いやすさ

商品の状態で既に刃付けされているのでわざわざ研ぐ必要もなく買ったらすぐにその切れ味に驚かされます。

また、僕の使っているナイフのハンドルの素材は天然木のイペを「名栗」という、ちょうなで削り跡を残す日本古来の加工技術で仕上げています。このハンドルもまた握りやすい形状になっており、さらに名栗加工は握ったときの触感がたまりません。

食材を切るときはブレードからハンドルにかけて絶妙なカーブを描いた設計になっているので折畳式なのに家庭用包丁のように調理しやすく使うことができるんです。
さらに、刃幅も狭いので薄くスライスしたりと繊細なカットも得意です。

実際にトマトをスライスしたときやステーキ肉をカットしたら、チカラを入れずともスゥーッと刃が仕事をしてくれるのがよくわかります。

スペックや詳細

フェデカナイフの種類は全部で◎種類、見ればどれも美しいフォルムで迷ってしまいます。特にイペやウォルナットの無垢材を使用したシリーズは一つ一つ色合いが違います。

柄の部分に色とりどりに染色されたカナディアンメープルを積層したカラフルなストライプが特徴のマルチカラーも即完売の大人気商品です。

なぜ2つも持っているかって!?それはヒミツです汗

そこで今回は僕の持っているイペ(名栗加工)を例にご紹介します。

◆サイズ
折畳時 / 約14.8cm、使用時 / 約21.8cm
刃厚/約2mm、刃渡り/93mm

◆刃素材
両刃 3層の割込み(芯材/安来鋼銀紙三号・外層/ステンレス)

分解が可能なので衛生的に使える

フェデカナイフの特徴はこのように分解することができます。なので使ったあとのメンテナンスがラクにでき、隙間にたまった汚れも残さずきれいに掃除することが可能です。

分解するときの工具や説明書も付属しているので便利です。

また、使う時もナイフの持ち手が自立するのと刃が浮いているので衛生的です。

最新モデルにはロゴがある

フェデカナイフには新旧モデルがあることをご存知でしょうか?よく見ると最新モデルには刃の柄に”FEDECA”のロゴが刻印されています。
皆さんも購入される際には注意してみてください。

ロック機構が無いのが、、、

最後に良いことばかりではなく残念なポイントも正直に。それがフェデカナイフにはブレードをロックする機能がないところ。
包丁のように食材を引いて切るときは問題ありませんが、刺すときは気をつけないとブレードが支点からグニャッと折れて手を切るおそれがあるので要注意。

初めにすべき作業

それでは本記事のメインとなる”やるべきこと”についてレポートしていきます。
初めにこれをやるのとやらないのとでは後々の耐久性に大きく影響を及ぼす可能性がありますので是非。

まずはナイフを付属の説明書を見ながら分解しておきます。なお、各パーツは小さく点数も多いので無くさないようにトレーなどに入れて保管しておきましょう。

1.オイルの擦り込み(保護)

まずはハンドルにオイルを塗って染み込ませていきます。目的は木材の保護。そうすることで水に濡れた時に給水しにくくなり毛羽立ちを防いだり汚れてシミになるのを予防する効果があります。
イペやウォルナットなど無垢材を使っている人は必須です。

使用するオイルは乾燥しても固化しない不乾性油を選びましょう。オイルはフェデカ純正品やくるみ油がリーズナブルかつ安心でおすすめです。
また、このオイルは刃の防錆処理用としても使えます。

オイルをキッチンペーパーなどを使ってハンドルに塗り込んでいきます。

手が入りにくいところは綿棒などを使うと良いでしょう。

全体に塗り込み終えたら半日ほどかけて浸透させていきます。そしてこの作業を3回~5回ほど繰り返すと写真のように木材に深みがでてきます。
FEDECAのロゴがあるほうがオイルを染み込ませた状態になります。

2.表面のコーティング仕上げ(魅せる)

木材にじゅうぶんオイルが染み込んだら次は表面をコーティングして仕上げていきます。先ほどの不乾性油だけでは使うとすぐに表面の油分がとれてしまい耐久性に劣ります。

そこで、木材専用のワックス(蜜蝋)で表面をしっかりとコーティングして仕上げることで水をしっかり弾くことができ汚れも付着しにくくなります。

やり方は先ほどのオイルと同様、キッチンペーパーなどにワックスをとり塗り込みます。なお、この作業は1回すればしっかりと表面をコーティングできます。

最後は表面の余分なワックス成分をクロスなどでふき取れば完成。これらの作業が完了したハンドルは木目が引き立ち色にも深みがでて美しくなってます。

使ったあとのメンテナンス

使ったあとも面倒くさがらずに毎回お手入れしてあげることで長持ちします。

ブレードはステンレス系の錆びにくい素材ですが、濡れたまま放置すると錆びることもあります。そこで保管するときは水分をしっかりとふき取って先ほど使った不乾性油を薄く塗っておけば防錆効果があります。

ハンドルのほうも同様です。染み込んだオイルとワックスの効果で基本的には汚れに強くなっていますが使ったあとはしっかりと水分をふき取っておきます。
また、表面の撥水性が落ちてきたり艶が無くなってきたらワックスを塗りなおすと復活します。

まとめ

最近はアウトドアブームとともにその良さに惹かれて入手困難な状況が続いており、ネット通販ではなかなか手に入りにくいですね。
それでもFEDECA公式HPからは予約すれば確実に入手できますし、取扱いのある販売店に行くと結構置いてあったりするので根気よく脚を運ぶのが得策でしょう。

運が良ければ購入できそうなサイトを上げておきます。

また、ナイフだけでなくトングや鉈などもシリーズ展開しているので揃えてキャンプで並べておくと統一感も出ておしゃれなサイトにできますね。
そういう僕もフェデカに魅せられてトングまで揃えちゃいました。次はバトニングナイフも欲しいと想う今日この頃、、、

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