最近しばらくキャンプに行けてなかったのでなかなかギアを使う機会がなかったのですが、この度キャンプしに行くにあたり以前から購入して温めておいたテンマクデザインの「男前グリルプレート」を使い倒してきたのでいろいろレビューしてみます。
男前グリルプレート
「男前グリルプレート」はテンマクデザインと東京にあるcafe & bar base campのコラボ企画によって誕生した鋳物プレートです。
base campさんのホームページでも購入することができます。
スペック
サイズや重量などを実測ベースでレポート。
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- サイズ:本体207mm×143mm(高さ9mm)、ハンドル180mm×25mm(板厚3mm)
- 総重量:1,037g(取っ手、収納袋込み)
- 各重量:本体901g、取っ手97g、本体収納袋36g、取っ手収納袋3g
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詳細レビュー
やはり鉄鋳物製のプレートは見た目以上にずっしりと重い感じがあります。
余計な突起物がないので収納はとってもスリムにすることができるのがGOOD!
過保護なことに取っ手まで収納袋が付いてきます。
男前グリルプレートを持ち上げるときはこのように取っ手を差し込んで引っかけて使います。
実践投入する前に
新品の男前グリルプレートはさらっと乾いた鋳肌でこのまま使うと、焦げ付いたりこびりついたりしてうまく調理できなさそうです。
なので、実践投入する前に自宅にて簡単にシーズニング?から。
火源はなんでも良いですが僕はアルコールストーブを持ち出してそのうえでシーズニング開始。
サラダ油をキッチンペーパーを使って熱しながら男前グリルプレートにしみ込ませていきます。
真っ黒になったところがサラダ油がしみ込んでいるところです。
全体にシーズニングできて油が馴染んだらちょっとウインナーを焼いてみました。
ちなみにVARGOのヘキサゴンウッドストーブにトランギアのトライアングルトリベットを組み合わせて、その上に置いてますがしっかりと男前グリルプレートは安定しています。
どうです?良い具合に焼き目がつきました。
次ページから、キャンプで実践投入した感じをレポートします。
また、最後に僕のちょっとした失敗談をご紹介。
実践投入
購入後これまで2回ほどキャンプで使ってきましたのでレポート。
ギアはプリムスの分離式バーナーを使ってます。
[alert title="注意"]シングルバーナーでの使用はやめたほうがいいです。男前グリルプレートの放射熱でガス缶が熱せられ危険です。[/alert]
写真では見にくいですが3本ゴトクですがしっかりと安定して置けてます。
ディナーには男前グリルプレートのうえで焼き肉をしてみました。
どうです?良い感じの焼き目がついておいしそうでしょ?
男前グリルプレートに油などのうまみがしみ込んでいき、回を重ねるごとに成長していきます。
次の日の朝はグリルドスパムをしてみます。
イングリッシュマフィンとサラダを添えて出来上がり。
男前グリルプレートを使ってグリルしたスパムは、外の焼けた表面はカリッと中はジューシーになって超美味でした。
[memo title="MEMO"]使い終わったあとは基本水洗いのみがおすすめ。
洗剤を使ってしまうとせっかくしみ込んだ油が飛んでしまい調理しにくくなってしまいます。[/memo]
失敗談
ちょっとお恥ずかしい失敗経験をレポート。
シーズニングする前に食洗機で洗ってしばらく放置してたらこのあり様、、、まだ使ってないのに(涙)鋳物の表面に赤錆が発生しています。
原因は、しっかりと乾燥させていなかったからです。
表面に付着した赤錆をとるために、研磨剤入りのクレンザーとスチールたわしを使って根気よくこすって落としていきます。
これでだいぶきれいになりましたが、まだ少し赤錆が残ってます。
そこで次に用意するのがお酢。
お酢と男前グリルプレートを鍋に入れて沸騰させてグツグツ煮込んでやると細かな赤錆もだいぶ落ちてくれました。
最後は同じ失敗を繰り返さないために空焚きをしてやり水分を飛ばしたら完了です。
ちなみに僕の場合、男前グリルプレートはIHでもいけたのでこれで空焚きしてやりました。
さいごに
男前グリルプレートに限らずこのような鋳物製品は使い込んでいくほどにより使いやすくなっていく代物だと思います。
先に述べたとおりとってもスリムな形状なので、特に使う予定がないキャンプでもちょっと忍ばせておくことだってできるでしょう。