2018年第4回目のキャンプはソロキャンパーの聖地とも言われているキャンプ場、「大野アルプスランドキャンプ場」に行ってきました。
今日はそこで過ごした1日をレポートするとともに、キャンプ場周辺のスーパーなどの近隣情報も併せてご紹介していきます。
また、レポートの途中ではところどころに土の状態や虫などの情報も折り込んでます。
こんなところ
大野アルプスランドキャンプ場について
大野アルプスランドキャンプ場について簡単にご紹介。
場所は兵庫県川辺郡猪名川町という三田市のちょっと北東にあります。
ちなみに到着後わかったのですがここの呼び名は「おおや」でした。それまではずっと「おおの」と思っていました。
ここ大野アルプスランドキャンプ場の管理は猪名川町営となっており、うれしいことに利用は無料です。広大な芝の敷地を使ったフリーサイトとなっております。
キャンプ場としての敷地は広大ですが大野山の斜面を利用したキャンプ場のため、テントを張れる平地部が少ないのがネックです。
のちほど平坦な場所がどの位置にどれくらいあるかをチェックしてきたので簡単にご紹介します。
さらに、自動車の乗り入れも不可なので入り口からサイトまで荷物を運ばなければなりません。なのでキャリーカートを持参することをおすすめします。
なお、ペットの同伴もルールを守ればオーケー。
大野アルプスランドキャンプ場の利用案内
利用料金:無料
利用予約:不要
直火での焚き火:不可
ゴミの処理:各自持ち帰り
サイトのご紹介
今回は平日のキャンプということもあってある程度平坦なサイトがどれくらいあるかがわかるような写真が撮れましたので一気にご紹介しておきます。(全部を網羅はできていないと思いますのでご容赦ください)
各番号に連動してます。なお、青丸の個所は平坦なサイトでしたが他の利用キャンパーがいたため撮影できませんでした。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
10
施設について
ここからは大野アルプスランドキャンプ場内の施設をご紹介します。
まず、入り口付近にトイレがあります。サイト全体で1箇所のみです。
はじめに言っておきますが、ここのトイレは超絶クサイ!!です。循環式の汲み取り式のトイレとなっており人が近づくと自動で水が流れるようになっています。
ただしその水も茶色に濁っており耐えがたい悪臭を放っています。当日友人Nさんは口と鼻にタオルをまいて利用していました。(思い出すだけでも気分悪い、、、)
なお、トイレットペーパーは十分に完備されていました。
続いて炊事場がこちら。
炊事場も全体で1箇所のみとなっております。
ここは水は出るものの利用者のマナーが悪いのかただ管理が行き届いていないのか使えるような状況ではありません。排水溝がつまって常に水がたまった状態になってしまっています。
その後ろにはBBQ台もありました。
道路を挟んだとなりには大きなグラウンドが併設されております。
ただしここでのキャンプはNG。
イベント時用のステージもあり。
大野アルプスランドキャンプ場の一番奥に広大な駐車場があります。キャンプ中はここにクルマを止めておきます。
また、そこから少し丘を登ったところには猪名川天文台もあります。
以上が大野アルプスランドキャンプ場の施設のご紹介でした。
次ページからは、僕たちの過ごしたキャンプをレポートしていきます。虫や土の状態など耳寄りな情報も交えながらレポートしてます。
キャンプな一日
ここからは、僕たちが実際に過ごした1泊2日のキャンプをレポートしていきます。
また、最後には買い物場所などの近隣情報もまとめておきましたのでどうぞ引き続きよろしくお願いします。
1日目
当日は梅雨前のおそらく最後であろうと思えるくらいキャンプ絶好の快晴。平日をねらって行きましたがすでに数組のキャンパーが利用していました。また、「ソロキャンパーの聖地」と言われているだけあってこの日のソロキャンパー率はかなり高かったです。
最初にご紹介しましたが受付などはないので現地に到着後まずは場所の確保から。
とりあえずキャンプ場をぐるっと一周したあと、サイト紹介のコーナーで記した⑥の付近に決めました。奥まで長さは約20mほどです。
ちなみに今回はいつも一緒に行くキャンプ仲間Hさんは都合により不参加のためNさんと2人でのキャンプです。
ただいまの時刻は14時を過ぎたところ。買いだしに思いのほか時間を要したため予定よりもかなり遅くなってしまいました。
場所の確保が決まったところで早速荷物の搬入に取り掛かります。
クルマを入り口付近に駐車して、そこから歩いて荷物を運んでいきます。これがかなりの重労働、、、結果4往復もしてヘトヘトです。
ひととおり搬入が終わったらクルマを駐車場に移動させておきます。
その後お互いテントやタープの設営に取り掛かります。
ここの土の状態はかなりの粘土質。やわらかいのでソリステ30cmだって手で最後までさせてしまいます。この経験からなるべく長めのペグを用意することをおすすめします。
僕のテントはテンマクデザインの「パンダ」、タープはノルディスクの「カーリ・ダイアモンド10」の組み合わせ。
そこに今回新調した尾上製作所の焚き火テーブル「マルチスタンド」が鎮座します。
実はこれ、ちょっと改造していますがどうです?カーミットチェアとの相性も良いでしょう?
友人NさんのテントはLUXEの「ミニピークⅡ」、タープはテンマクデザインの「ムササビ ポリコットン」の組み合わせ。
そう言えばここ大野アルプスランドキャンプ場は標高700メートル付近にあるためふもとと比べてかなり涼しいです。皆さん服装は注意しましょう。
設営が完了したところでとりあえず乾杯です!今日の僕のお酒のメニューは世界中のビールを集めてみました!
あては北海道産「枝豆」と「さばのお刺身」。
その後落ち着いたら大野アルプスランドキャンプ場周辺の散策に出かけます。
まずはサイト全体をぐるっと一周し、次に猪名川天文台まで登りましたがその途中にビックリ!?
ヘ!ヘ!ヘビ~!!
都会っ子の僕たちはもうビビりまくり。この蛇の目撃がまだあとにも続くことは今は内緒にしておきます(爆)
話しを戻して、天文台の中には入りませんでしたがそこから見える景色は絶景です!
天文台を下りて次は東側の大野山山頂を目指します。ご覧のような両側に害獣対策の針金(夜間は電気が流れるそう)を巡らせた草むらを歩いて行きます。
その途中またしても、、、
ヘ!ヘ!ヘビ~(特大)!!
アオダイショウでしょうか?さっきとは比べものにならない大きさに2人とも完全にドン引きビビりまくり、、、
実は山頂からの帰り道にもまた別のアオダイショウを目撃し、ものの1時間のうちに合計3回も蛇に遭遇してしまいました。
これにより僕は完全にビビってしまい、その後のキャンプはあまり動き回らなくなってしまいました(汗)
蛇ネタはこれくらいにしておいて。大野山山頂から見る景色も絶景でしたよ。南東方面には大阪の街が一望できました。
これにて大野アルプスランドキャンプ場周辺散策は終了、テントに戻ります。
一連の蛇にビビった僕たちは気休めかもしれませんがテント内に殺虫剤をプシュッと。
お口の中には酔って忘れようと大量のビールをグビッと。
この辺でただいまの時刻は17時を過ぎたところ。ディナーまで各自1時間ほど昼寝しました。
陽もだんだんと落ちてきたところでディナーに取り掛かります。
焚き火の準備~。スノーピークのガストーチを使って一気に火をおこして行きます。それに平行してユニセラTGⅢに使う炭も準備しておきます。
2人ともいつもどおり食前のパンシロンで食欲増強!
今日の僕のメニューはこちら。
前菜に「そら豆の炭火焼き」
メインは牧場から直接仕入れた「和牛ロース肉の網焼き」
こちらもキャンプ場に行く途中で養鶏場の直売所から仕入れた「地鶏の炭火焼き」。この養鶏場のお店情報は最後にあらためて詳しくご紹介します。
一方で友人Nさんのメニューがこちら。
前菜に「缶つまのオイルサーディンに薬味を添えて」
続いて「普通の豚串」にインドネシア産スイートチリソース(辛め)をつけて。
いつもながらどれも美味しくてついついお酒が進んじゃいます(爆)ごちそうさまでした!
時刻は21時を回りました。焚き火タイムに突入です。
スノーピークの焚き火台Lのまわりにそれぞれ椅子とテーブルを持ち寄って日頃のあれこれをだべります。
ちなみに2人が使っているそれぞれのテーブルは、スノーピークの「オゼンライト」とSOTOの「フィールドホッパー」です。
僕はそこにスノーピークのガスランタン「ギカパワーランタン天オート」を置いてウイスキーを輝かせます。
いつものとおり、なにを話したかはあまり覚えておらず、辛口チョリソーを炙って食べてみたり~
最後の〆にコールマンのバースデーストーブ「502A」でお湯を沸かしてカップヌードルを食べて1日目は終了。
おやすみなさい。
2日目に続きます。
2日目
おはようございます!ただいまの時刻は朝の6時過ぎ、上下ヒートテックを着てトレーナーを重ね着してもちょっと肌寒いです。
まずは目ざましに朝のコーヒータイム。僕のお気に入りのマグカップでいただきます。
落ち着いたら2人とも早速朝食の準備に取り掛かります。
今日の僕のメニューはいつもどおりのカレーです。
まずはメスティンでご飯を炊いていきます。
今回は固形燃料を使った通称「勝手に炊飯」で炊いていきます。
それと同時にレトルトカレーを温めていきます。
調理器具は2018年ニューギアのトランギア「ストームクッカー・デュオーサルS」にアルコールバーナーを使っています。このストームクッカーの詳細については後日別途レビューしてみようと計画中です。
一方で友人Nさんの朝食もいつもと同じく定番の「鮭の塩焼き」とメスティンで炊いたご飯でした。
ごちそうさまでした。
ちなみに、僕流の使い終わった食器の片付けかたをご紹介します。
大野アルプスランドキャンプ場のように水が使えないサイトでは折りたたみバケツのなかに全部入れて自宅に持って帰るようにしています。
たしか「どこでもバケツ」という商品だったかと。
朝食が終わったらボチボチと撤収作業にかかりましたが、そのころには次々とキャンパーが集まり始め、撤収完了とともに次のキャンパーが設営に入るくらいの盛況ぶりでした。
これで2018年第4回目のキャンプは終了。お疲れさまでした。
続きまして、買い物などの近隣情報や当日の大野アルプスランドキャンプ場の気温情報、そして虫などの情報をレポートしていきます。
近隣情報
僕が調べた限りではここ大野アルプスランドキャンプ場の近くで食材を買い出しできそうなお店はここだけでした。
道の駅いながわ
大野アルプスランドキャンプ場から約16kmほど南に下ったところにあります。
ここ「道の駅いながわ」では産地のさまざまな野菜をメインに取り揃えておりしかもリーズナブルなお値段が魅力的です。
また、少しですがお肉類も売っていましたよ。
僕のおすすめは三田市のブランド豚「三田ポーク」です。食べてみると豚の脂がとってもあまく肉質も軟らかくておいしいです。
そのほか同じ敷地内にあるとなりの施設では各種薪も売っていました。
しかもこれがとっても安いから驚き!ホームセンターなどで売っている量の薪(広葉樹)が一束350円です。スエディッシュトーチも取り揃えています。
ローソン
最寄りのコンビニは、「道の駅いながわ」の向かいにローソンがあります。
ヤマザキショップ(閉店)
GOOGLEマップ上や他の人の過去のブログには大野アルプスランドキャンプ場のふもとに「ヤマザキショップ」の記載がありますが、僕が行った2018年現在は閉店となっていました。
松風地どり
西方面から来られる方にご紹介したいお店がこちら。
「松風地どり」というお店で「道の駅いながわ」からの距離約13km西にあります。
ここは名古屋コーチンを飼育し直接販売してくれるお店です。聞いたこともないようなさまざまな部位を取り揃えており真空パックにしてくれます。肝のお刺身など新鮮じゃないと食べれない食材が手に入るのが魅力的です。
長寿の滝
僕も先人キャンパーのブログをみて知った、つまり二番煎じってやつですが行ってみたのでご紹介。
大野アルプスランドキャンプ場のふもと、阪急バス「大野口」バス停の前にある道を下ると「長寿の滝」という滝があり、そこできれいな水を調達することもできます。
入り口手前には柵がありますが鍵などはされていません。
その柵を開けて50mほど進めば
長寿の滝は現れます。
ホースが完備されており水圧もなかなかです。
その他
大野アルプスランドキャンプ場の虫情報
今回のキャンプではいろんな虫がいました。虫の苦手な人はそれなりの対策をしておいたほうが良いかもしれません。
小さいアリに
大きいアリ
羽虫も
テント内にイモムシ
大野アルプスランドキャンプ場の気温情報
最後に気温情報。
ここ大野アルプスランドキャンプ場の標高は約700mです。そのためふもと付近とここでは体で感じるほどの気温差が発生していました。
参考まで、当日の天気予報による周辺の気温は最高で26度、最低が18度でしたが、友人Nさんの気温計では深夜の1時前に7.6度を記録しています。
ディナーをしている時で15度です。
皆さん、快適なキャンプをするためにも服装には十分に気をつけましょう。