ヘリノックスについて
コットの種類
ヘリノックスのコットは大きく分けると3種類の展開です。
・コットワン・コンバーチブル
出典:モンベル
・コットマックス
出典:モンベル
・コットライト
出典:モンベル
アクセサリー(オプション品)
・コットレッグ
出典:モンベル
・コットワン・サマーキット
出典:モンベル
コットワン・コンバーチブルについて
ここからは僕が使っているコットワン・コンバーチブルについて、スペックや使用レビューをご紹介します。
スペック
まずは簡単なスペックから↓。
コットワン・コンバーチブル | ||
寸法(展開時) | W190×D68×H16cm | |
寸法(収納時) | W54×16×16cm | |
重量(単体) | 2.19kg | |
重量(スタッフバッグ込) | 2.32kg | |
耐荷重 | 145kg | |
コットレッグ(12PC) | ||
寸法 | Φ2.2×29cm | |
寸法(収納時) | 13×5×37cm | |
重量(単体) | 480g | |
重量(スタッフバッグ込) | 510g |
写真のとおり、オプションのコットレッグもまとめて収納可能です。
構成部品
- ベッドシート
- フレームパイプ
- フレーム脚
組立方法
- 生地を広げてその左右に計2ほんのパイプをとおします。
- 次に脚の準備にかかります。
この脚には指定の向きがあり、指示どおりに組み立てます。
- 2.で完成した脚3本を1.のパイプに引っ掛けて、てこの原理を利用して最後カチンッとなるまで押します。
3ヶ所あるうちまずは真ん中の1本を固定し、その後左右の脚を組み付けます。
- 最後にハイコットにするために計12本のコットレッグを差し込みます。
カチッと固定されるまで押し込みます。
ワンポイント
分解するときは写真のとおり、まずグリップ部をグッと押さえながらロックを解除すると簡単に外すことができます。
僕もこれに気付くまではかなり力ずくで作業し苦労してました。
続いて実際に僕が使ってみた結果をレポートします。
使用レビュー
ここでは全般的な使用レビューをするとともに、季節ごとに分けたレビューをします。
全般
まず全般的に、開封してから組立完了まで3分もあればじゅうぶんです。
iPadじゃありませんが、組立も特に説明書を読まなくても感覚で組み立てることができます。
そして横になってみた感じは、適度にハリもあり快適です。例えるならトランポリンのうえで寝ているかのよう。
1年経っても表面の生地に傷みもなく、その他の骨組みの部材にも変化はありませんし、ずっと同じハリを保っています。
贅沢な悩みかもしれませんが、あまりにも軽いため組立後の移動時や屋外で座っていないときは風で飛ばされていきそうになります。
次に、1年をとおして使ってきたので気づいたのですが、ヘリノックスのコットに限らずシーズンによって使いかたを替えたほうがより快適に過ごせると思います。
シーズン(春~秋)
日中は暖かく朝方は少し肌寒い程度の季節にはローコット仕様にシュラフだけで快適に過ごせました。
オフシーズン(冬)
冬になるとヘリノックスのコットはシュラフだけでは寒かったです。
最低気温が-3℃に達した1月にローコットに冬用シュラフで寝てみたところ、仰向けの状態でおなか側はシュラフの性能で快適でしたが、背中側は非常に寒かったです。
これは、背中側は体重でシュラフの空気層が潰されて無くなったこと、そこに通気性のあるナイロン素材のコット生地と冷え切った地熱が体に伝わってきたのが原因と思います。
そこで、同じく-3℃だった2月のキャンプでは、まずコットをオプションのコットレッグを追加しハイコット仕様にしました。
更に、その上に断熱マット(サーマレスト・Zライト ソル)を敷きエルパソのサドルブランケットで風通しを遮る対策を施しました。
その結果、朝まで寒気を感じることなく快適に過ごせました。
ちなみに、ハイコット仕様にしたときの高さは約38cmになります。169cmの僕が座るとこんな感じです。
心配ごと
今はなにも不具合など発生していませんが、今後発生しうるであろう心配事がひとつだけ。
組立の利便性を考えて採用しているであろう各パイプに取り付けてあるテンションコード(ゴムひも)は、おそらくあと数年使用しているうちに延びきってしまう気がします。
これについて、事前に購入元のモンベルの店員さんに確認したところ、この部分の修理だけも対応も可能との回答をいただきました。
お得な購入方法
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