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コット・シュラフ

焚き火好きのためのハイ&ローコット DOD タキビコットを設営レビュー

こんにちは、フクロウです。

今日はDODのコットを入手したので早速レビューしていきます。その名も『タキビコット』とDODにしては分かりやすくストレートなネーミングです。

DOD『タキビコット』

今日はDODの新作コット『タキビコット』を使ってキャンプしてきたのでレビューしていきます。
そんなタキビコットのキャッチフレーズは ”焚き火のそばで食べる、くつろぐ、寝ることができる。焚き火好きのためのハイ&ローコット。”

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最初におことわりしておきますがキャッチフレーズのように焚き火のそばで寝るようなことはできてません、、、のでそこは期待しないでください。

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僕もこれまでヘリノックスやハイランダーなどいろんなコットを使ってきましたが、このタキビコットはそれと比べてどんな感じなのかレビューできたらと思います。

スペック

まずはタキビコットのスペックから。

サイズ(約)W188×D68×H21/38cm
収納サイズ(約)W50×D25×H25cm
重量(約)5.3kg
材質フレーム:アルミ合金
生地:帆布(コットン)、900Dポリエステル
フォーム:ポリエチレン
キャリーバッグ:900Dポリエステル
耐荷重(約)180kg
付属品キャリーバッグ
特徴収容可能マットサイズ:(約)W180×D60cm

引用;DOD

収納サイズがかさばることや重量が5.3kgと重いのがやや気になりましたが、実際に手にしてみるとキャリーバッグがしっかりした作りになっていて、さらに肩掛けができる持ち手もあるので車への積載性は良かったです。

また、アルミコットで耐荷重が180kgはなかなかない仕様ですね。

 

設営レポート

それでは早速設営してみます。

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今日はタレントのKさんが手伝ってくれました。

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収納バッグを開けるとこのようにベッドは丸められ、脚は折れて収納されています。

 

[timeline] [tl label='手順1' title='フレーム']

まずは土台となるメインフレームの組み立てから。同じモノを合計3本組み立てます。

 

全てのパーツはこのようにドローコードでつながっているのではめ込んでいくだけの簡単設営。ヘリノックスから始まり今では定番のスタイルですね。

 

このカタチのメインフレームを3本作って1工程目は完成です。

[/tl] [tl label='手順2' title='マット']

ベッドに芯となるパイプを通していきます。

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タレントKさんはシャイBOYなので顔出しNGです。

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芯となるパイプは合計2本。

 

こちらもドローコードでつながっているので組み立ては簡単です。

 

パイプをベッドにある左右の穴に通していきます。

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この作業が意外と大変でした。不慣れなせいか?記事のスリーブにクセがついてないからなのか?パイプが思うように通ってくれません(汗)

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通しきったらパイプが抜けないようにマジックテープでフタをします。

[/tl] [tl label='手順3' title='合体']

最後の工程、メインフレームとベッドを組み合わせます。

 

メインフレームにベッドサイドのパイプを左右併せて12カ所引っ掛けていきます。

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この作業、まあまあなチカラが必要ですので気合が必要ですよ。アルミパイプを曲げるようなイメージです。

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このように6カ所すべてを引っ掛けることができたらOKです。

[/tl] [tl label='手順4' title='ハイコット完成']

これでハイコット仕様の完成です。詳細レビューは後ほどしていきます。

[/tl] [tl label='手順5' title='ローコット']

ロースタイルにするのはとても簡単です。メインフレームの脚を抜いてホルダーに留めておくだけ。

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ヘリノックスのコットワンのように別パーツじゃないアイディアは優秀です。

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[/tl] [/timeline]

詳細レビュー

それでは当ブログ恒例の徹底レビューに移っていきましょう。

まずはベッドに注目、生地は火の粉に強い綿100%の帆布仕様ですがごわつくこともありません。
ブラックだと服の毛やホコリが少し目立つかな~と言った気づきがありました。

張りもしっかりしています。その具合については後ほどレビューしていきます。

 

アタマの部分にはDODのマスコットの刺繡が入っています。

 

枕元のサイドには1カ所スマートフォンなどを収納できるポケットがあります。

 

このタキビコットが他のコットと違う大きなポイントが、ベッドのなかにマットを入れることができるんです。
上下にファスナーがありそこに好きなマットを入れて、より快適に過ごすための工夫です。

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ズバリッ!マット・イン・マットでしょう。

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手持ちのサーマレスト『Zライトソル(レギュラー)』もすっぽり入れることができます。

 

この組み合わせで背中の底冷えを防ぐことが可能です。

収容可能なマットのサイズが180cm×60cmとなっています。
探してみたところ、DOD『ソトネノサソイS』のほかモンベル『U.L. コンフォートシステム キャンプパッド』シリーズもシンデレラフィットしそうです。

 

では寝心地はどうか?キャンプでKさんが早速使ってきたのでレポートです。

 

見た感じ170cm前後の人が使うのに適したサイズかと感じました。180cm以上になってくるとちょっと前後が窮屈になってくるでしょう。

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Kさんは小柄なほうなので余裕でした。

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こちらは下からの盗撮、、、ではなくベッドの張り具合をチェックしてみました。沈み込んでる様子はありませんでした。

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私も実際に横になりましたが、至って快適です。

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ベッドにしっかりとハリがあるのでロースタイルで使っても地面に記事が着くようなことはなく快適に過ごすことができます。

 

このコットで冬キャンプを過ごすならインナーマットは是非とも組み合わせて使うほうがより快適に過ごせるでしょう。
特にアルミマットを収容することで地面からの底冷えを防ぐことができるのと、マットが直接シュラフにあたらないのでガサガサ音もせず、さらに結露も防いでくれます。

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このように、マットを収容できるアイディアは意外と秀逸です。

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Kさんいわく、当日はタキビコットのうえにモバイルバッテリー仕様の電気毛布を敷いて寝たら快適だったとのこと。
ちなみにその日の最低気温はマイナス5℃でした。

 

最後に、良いことばかりではなく使ってみて気になる点もひとつ。
撤収作業でキャリーバッグに入れるためベッドマットを丸めていかなければなりません。そのとき土で汚れたりしないようにグランドシートなどを用意しておいて、その上で丸める手間が必要かと感じました。

特に冬の朝は夜露で地面が濡れていることが多いので注意が必要です。

 

番外編

余談ですが参考まで、僕が冬キャンプで使っているコットとも比べてみました。

 

僕が主に冬キャンプで使っているコットがハイランダー『レバー式GIコット』です。

 

長さは15cmほどGIコットのほうが長いですが、高さはほぼ一緒かつ幅もほぼ一緒のスペックでした。

組み立ての手間に関してはGIコットのほうがほぼワンタッチで設営できてしまうので、それと比較するとタキビコットは時間がかかってしまいます。

でも、GIコットには無いロースタイルにできることやベッドのなかにマットを入れてより快適にすることができる点はかなりのメリットですね。

-コット・シュラフ