最近僕の悪い癖とランタンの魅力にとりつかれてランタン沼にハマっているフクロウです。
今日はランタンの名機、プリムスの2245ランタン(IP-2245)を入手したのでその実力を徹底レビューします。
IP-2245の歴史
自分なりにこの2245ランタン(IP-2245)のことを調べてみました。
2245ランタンの始まりは1960年代の模様。それ以降は全体的な形状はそのままにマイナーチェンジを繰り返しながら今に続きます。
初期からの主な変更点は、
・初期80W相当→現在100W相当
・オートイグナイターの有無
・ランタンを吊すチェーンがボールチェーンからワイヤーサスペンダーになった
・ホヤを取外すつまみの有無
・ホヤのプリント変更
・ベンチレーター(天板)の色の違い
・収納ケースの色の違い
などの変更が見受けられます。
レビュー
スペック
現行のスペックは以下のとおり。
寸法 | 8.3×8.3×12.7cm |
重量 | 200g |
ホヤ | フロスト |
燃焼時間 | 約8時間(250缶使用時) |
照度 | 約100W |
付属品 | プラスチックハードケース |
適合マントル
純正の適合するマントルは[IP-8052N]になっております。(2枚入り)
詳細レビュー
ここからは実際に使ってみて気づいたことや感じたことをなるべく詳細にレビューします。
ちなみに、今僕が手にしているのは一世代前の2245ランタンになります。
その特徴は吊り下げ時のチェーンがボールチェーンになっています。
空焼き
まずはどんなランタンでも同じですがマントルの空焼きから。
そのためにホヤを外します。
ホヤのはずし方は矢印のつまみを内側に押したままホヤを持ち上げると外れます。
ここにマントルをセットしていきます。
このようにマントルを手順どおりかぶせて提灯形に整えます。
マッチやライターを使って空焼き開始。
一度火をつけるとあとは勝手に燃えて最後は真っ白な灰になってくれます。
いつも思いますがこんな灰がなんであんなに明るく光るのか不思議です。
ちなみに、空焼き直後ではきれいな丸い形になりませんが問題ありません。
その後の点火でよく見るきれいなマントルの形に成形されていきます。
空焼きが終わったらホヤを戻す前に、マントルに問題がないかここで仮点火して確認です。
マントルが破れていたりすると、そこからガスの炎が出てホヤが熱で割れてしまいます。
点火
空焼きが無事完了したらホヤを戻していきます。
ここで注意したいのは、絶対にマントルに触れないようにすることです。
マントルは灰なのでちょっとでも触れるとくずれてしまい使い物にならなくなってしまいます。
そうなってしまってはまた一からやり直しです。ホヤを無事戻したら点火です。
次ページでは基本的な使い方やホヤのバリエーションや互換性をレポートします。