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クッカー・カトラリー

RTIC 12oz タンブラーの性能評価 YETIとの比較も併せて

みなさんはキャンプしたりするときどんなタンブラーを使ってますか?
今回レビューするタンブラーはアメリカではYETIをしのぐほど大人気な「RTIC 12oz タンブラー」です。
加えて、今回は贅沢にYETI タンブラーとの性能比較もしてみました。
果たしてYETIとRTIC、どちらが高性能か・・・。

 

RTICについて

RTIC Coolersはアメリカのテキサス州ヒューストンに拠点を構えるアウトドア用品カンパニー。主力製品はクーラーボックスやドリンクウェアなどの保冷製品です。

一時はYETI社とクーラボックスやドリンクウェアの製品をめぐり訴訟に発展しましたが、RTIC社が一部製品の設計を見直すことで和解。

 

RTIC 12oz タンブラー

さて、日本のWEBサイトではまだまだ情報がうすいようなのでスペックなどの基本情報をアップします。

スペック

メーカーHPにはどこにもカタログスペックの記載がなかったので以下実測にてスペックを記載します。

■サイズ
・本体:91×91×高さ111mm
・蓋:100×90×高さ22mm
・本体+蓋:100×90×高さ122mm

■重量:280g

■その他の情報
・SUS304ヘアライン仕様
・本体にはRTICロゴの刻印
・本体裏には「RTIC」の刻印
・蓋にも「RTIC」の刻印

 

 

 

特徴

●二重真空断熱構造

最高の保温性能と手に伝わる冷たさや熱さを防ぎます。

●長時間「氷」の状態をキープ

最大で24時間キープすることが可能です。

●長時間「ホット」な状態をキープ

最大で6時間保温します。

●気密シール構造

蓋には丈夫なシールロック構造で漏れません。

●結露しない

外表面は結露せず、コースターを用意する必要はありません。

●18/8ステンレス採用(SUS304)

強靭なステンレス鋼を採用しています。

 

レビュー

実は僕、このRTICタンブラーを購入する前はYETIタンブラーを使っていました。

そこで今回は、RTICタンブラーの性能をレビューするのに併せて、YETIとRTIC どちらのタンブラーが高性能か実験してみます。

 

実験方法は以下のとおり↓。

比較的温度変化の少ない部屋に、同じ分量の氷を入れ、並べて放置。どちらの氷が先になくなるかを検証します。
なお、実験当日の平均気温は20℃、たまたまですがキャンプを想定したちょうど良い温度条件ではないかと思います。

 

それでは実験開始。それぞれのタンブラーに100gずつの氷を入れております。

 

開始1時間後

 

RTICもYetiのどちらもほとんど溶けていません。
ここからは、過去のYETIの性能検証の結果からチェックの時間を飛ばしていきます。

開始7時間後

 

ここでようやく約半分ほどの氷が溶けている感じです。

 

開始12時間後

 

ここまできてかなりの氷が溶けてしまっています。
8割くらいは溶けてしまったでしょう。

 

開始15時間後

この時点でついに決着がつきました。
その結果を次ページにまとめます。

結果

以上の実験から15時間後の時点で↓の状態です。

 

YETIのタンブラーの氷はすべて溶けてしまっているのに対し、RTICのほうはわずかですが氷が残っています。

この時点でRTICの勝利。
その後、引き続き実験しましたがこの1時間後にはRTICの氷もすべて溶けました。

 

まとめ

氷100gに対する気温(室温)20度程度での

「YETI 10ozタンブラー」の保冷性能は~15時間。
「RTIC 12ozタンブラー」の保冷性能は~16時間。

宣伝のような24時間キープとはなりませんでした。
タンブラーでここまで保冷しておかないといけない状況は稀だと思いますが、両者の性能はすばらしいです。

 

スタッキングについて

このタンブラーのなかに何が入るか検討してみた結果、スノーピークのシングルマグ220がすっぽり入ります。

 

このまま蓋も閉まります。

なお、別途保有の雪峰300はギリギリのところで不可…。まあダブルマグを2つ持ってても仕方ないのでいいんですが。

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