こんにちは、ふクロウです。
今回レビューするキャンプギヤはコールマン『2ウェイキャプテンチェア』。
いつものソロキャンプ向けギヤではなく、どちらかというとファミリーキャンプやお家の庭で使ったりするアイテムです。
これが実に座り心地も良く、さらに食事するときの姿勢にも最適だったので、その辺を詳しくレビューしていきます。
2ウェイキャプテンチェア
この2ウェイキャプテンチェアについて少しおさらい。
シリーズは、今回僕が購入したレッドの他にグリーンがラインナップされています。
さらに、コールマンの高級モデル「マスターシリーズ」からは、高さ3段階調整仕様と生地がコットン仕様の『3ウェイキャンバスデッキチェア』も発売されています。
購入前にどちらも店頭で展示があったので座り心地や座面の高さなどを並べて比較してみました。
座り心地はどちらも同じで差は無く、3ウェイのほうが3段階調節ができたり、生地がコットンを使っているぶん少し重い程度の差でしたよ。
3ウェイのカラーは今流行りのサンドカラーなので、2ウェイのような派手目?なのが好みじゃない人にはこちらのほうが良いかも。
ですが価格も2倍近く高いのがネックです、、、
スペック
せっかくなので、僕が購入した2ウェイキャプテンチェアのスペックと併せて3ウェイキャンバスデッキチェアとの比較表を作成してみました。
2ウェイ | 3ウェイ | |
品番 | 2000031282(赤) | 2000033138 |
使用サイズ(cm) | 約55×56×h67/84 | 約61×56×h67/75/84 |
収納サイズ(cm) | 約20×20×h66/83 | 約20×18×h70 |
重量(kg) | 約3.5 | 約5.0 |
材質 | ポリエステル, アルミ,天然木 | コットン, アルミ,天然木 |
座面幅(cm) | 約48 | 約46.5 |
座面高(cm) | 約31/48 | 約31/40/48 |
耐荷重(kg) | 約100 | 約80 |
こうして比較してみると、3ウェイキャンバスデッキチェアのほうが耐荷重が2ウェイキャプテンチェアより低いんですね?
脚が3段階調整になったぶん細くなったからでしょうか?
また、シートの材質にも違いがあって、3ウェイキャンバスデッキチェアはコットンを使っています。
コットン素材は火の粉に強く穴も空きにくい特徴から、キャンプで焚き火をするときに使ったりする人にはこちらのほうがおすすめのモデルとなっています。
組み立て方
では2ウェイキャプテンチェアの組み立て方をレビューしていきます。
一般的なワンタッチで完成するアウトドアチェアとは違って、3ステップほどの作業が必要になるのはネックですが、そのぶん座った時の快適さや丈夫で安定したしっかり感があります。
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[tl label='手順1']
収納袋から取り出したのがこの状態。
ここからフレームを広げてやります。
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[tl label='手順2']
次にシートバックとなる部分の生地をフレームに挿入します。
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[tl label='手順3']
最後に肘掛けとなるパーツをフレームにカチッとはめ込んで完成です。
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ここからハイスタイルにするときは、収納された脚のパーツを伸ばしてやるだけ。
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ロースタイルに戻すときは、フレームにロックされたポッチを押して脚を収納するだけで簡単に戻せます。
余談ですが、片付けるとき分解はとっても簡単で迷うことはありません。
収納袋も大きめに作られているので収納もしやすく手間取ることはないでしょう。
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収納袋が大きめに作られているのって地味に嬉しいですよね。
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詳細レビュー
それではこれからメインの座り心地や座った時の姿勢などを詳細レビューしていきます。
まずは全体概要から。
座面裏側には補強のためのスティッチも施されており安心できます。
座面と背面のあいだには腰をサポートする生地があり、これがあるおかげで座った時の身体全体をしっかりとサポートしてくれます。
この腰部サポーターとでも言いましょうか?
これがあるとお尻が後ろにズレ難くなり、同時に常に安定した姿勢で座ることができてます。
背面ポケットも備えられており、例えば僕はここに収納袋を入れておきます。
地面と接する脚は樹脂パーツで設置面積を大きくするようにしてあるので、柔らかい地面でもしっかりと設置させることもできそうです。
ロースタイルで座ってみました。
生地全体で身体をサポートしてくれているので、局所的に負荷がかかっているような痛みとかは全く無しです。
また、足を伸ばしても太もものうらの生地が邪魔するようなこともなく、いたって自然な感じでサポートしてくれるので快適です。
次にハイスタイルに変更して座ってみました。
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座った時の感覚はまさにダイニングチェアそのものです。
身長168cmの僕が座ってちょうど足が地面に接触し、また足を組んでもまったく違和感のない姿勢をキープすることができます。
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どちらかというと僕はこのハイスタイルのほうがこのチェアには合ってる気がしますね。
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組み合わせ例
それでは参考まで、身の回りのテーブルを使って組み合わせたときのイメージをご紹介します。
まずこれがロースタイルでユニフレームの定番商品『焚き火テーブル』をサイドテーブルとして設置してみました。
お互いちょうど良い高さで、最初からこの組み合わせを意識してたんじゃないかと思わせるくらい自然です。
おまけに木やフレームの色合いも同じでぴったりです。
次にハイスタイルでの組み合わせ例です。
このスタイルと組み合わせで使うことをイメージしながら購入に至りました。スノーピークの『ワンアクションテーブル竹』と並べてます。
これもまた木やフレームの色合いが同じで、違うメーカーなのに自然な組み合わせにすることができました。
肝心の座った所感ですが、テーブルに対してチェアの座面も高すぎず低すぎず、家でふつうに食事するときと同じような感じです。
”あえて”文句をつけるなら離れるときに肘掛けがジャマするくらいでしょうか?
[memo title="補足"]
ちなみに、スノーピークが販売しているチェア『FDチェアワイド』の座面高は46cmで、この2ウェイキャプテンチェアが48cmなので2cmほど高いです。
この差について、僕は実際にお店でそれぞれ並べて比べてみましたが、感じ取れるほどの差はありませんでした。
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小さな子どもが座っても自然なスタイルなのが分かりますね。
まとめ
いかがでしたか?今回レビューしたコールマン『2ウェイキャプテンチェア』の魅力は伝わりましたでしょうか?
振り返ってみると結構気合の入ったレビューになってましたが、それだけ魅力的で使い勝手の良いチェアなんです。
価格も手ごろなので、これなら子どものぶんも含めて家族ぶん購入できそうですし、また、キャンプだけじゃなく僕のようにお家の庭やベランダでバーベキューしたりするのにもおすすめだと思います。
このあと早速お家バーベキューしましたが、ずーっとくつろぐことができました。
焚き火チェアとして使ったり、サンドカラーでコーディネートしたい人はこちらがおすすめ。
今回僕が組み合わせて使ったテーブルです。
大人数ならこちらのテーブルがおススメです。