準備
まずはメンテナンスをするにあたりブーツの紐ははずしておきます。
こうすることで、後の作業が格段にやりやすくなるのと、細かいところもしっかりとメンテナンスすることができます。
汚れ落とし
馬毛のブラシを使ってブーツ全体をブラッシングしながら縫い目や革に付着したホコリや汚れを落としていきます。
また、スエード部も基本はブラッシングでOKで、部分汚れは専用の消しゴムタイプのクリーナーを使って落とします。
クリームの刷り込み
ミンクオイルを柔らかい布切れに少量取り、全体的にまんべんなく薄くのばしていきます。革の上を円を描くように塗り広げます。
但し、スエード部分には付着しないようにしましょう。
拭き取り
余分なミンクオイルを別の布切れで拭き取ります。
その後、再度ブラッシングをして革を磨きこみます。
防水仕上げ
仕上げに全体に防水防汚スプレーをまんべんなく吹き付けておくと、汚れが付きにくくなりメンテナンスが楽になります。
なお、防水スプレーを吹きかけるとビショビショに濡れた感じになりますが、放っておくとすぐに乾くので焦らなくて結構です。逆に焦ってふき取ろうとすると色落ちの原因などになるのでやめましょう。