こんにちは、ふクロウです。
今日レビューするキャンプギアは、MSR『アルパイン ソルト&ペッパーシェイカー』です。
キャンプギアとしては小振りで目立たないアイテムですが、ソロキャンプや登山で使う調味料入れとしては最強敵なしかも!?
アルパイン ソルト&ペッパーシェイカー
今回レビューしていくのは、登山家に向けたミニマリストに向けた双方にとってベストなギアを作り続けるMSRが販売している調味料入れ『アルパイン ソルト&ペッパーシェイカー』です。
そんなMSRからは、このアルパイン ソルト&ペッパーシェイカーのほかにアルパイン スパイスシェイカーもありますが、これから検討購入を考えているなら断然前者をおすすめしてます。
その辺も踏まえながらこのアルパイン ソルト&ペッパーシェイカーの魅力をレビューしていきます。
スペック
まずは簡単なスペックから。
今回は参考まで、アルパイン スパイスシェイカーとの比較形式で記載しました。
ペッパーシェイカー | スパイスシェイカー | |
サイズ | 2.2×7cm | |
重量 | 9g | 6g |
材質 | PP,TPE | |
生産国 | 台湾 | |
口数 | 2 | 1 |
両者の決定的な違いはその口数。
アルパイン ソルト&ペッパーシェイカーのほうが同じサイズなのに2種類の調味料を持ち運ぶことができます。例えば商品名のとおり「塩」と「胡椒」とか。
また、参考まで実測ベースで測定してみました。
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詳細レビュー
それでは恒例の実物を使った詳細レビューを開始。
まず、前述のとおりこのアルパイン ソルト&ペッパーシェイカーは真ん中で仕切られており、その両端にキャップが付いています。
キャップはこのとおり取り外し可能な構成となっており、ゴムのような素材TPEパッキンで外れにくいように密閉度を上げています。
ちなみに、上下のふたは同じものでその両方に”MSR”の刻印があり、振り口にもTPEパッキンがあります。
そして肝心の収容量ですが、手元にあった僕的キャンプナンバーワン調味料であるアウトドアスパイス『ほりにし』だと5g入れることができました。
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[memo title="ちなみに"]
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、日本人の1日の塩分摂取量の目安は成人男性で7.5g未満、成人女性で6.5g未満となってます。
一泊二日程度のキャンプだと、塩を5g携帯できることは多すぎず少なすぎずベストな量であることが分かります。
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僕もこれまでのソロキャンプで何度もこのアルパイン ソルト&ペッパーシェイカーを使ってきましたが、夕食の焼肉やステーキに、朝食の目玉焼きに使ったりしてちょうど使いきるくらいの量ですよ。
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ここまで、アルパイン ソルト&ペッパーシェイカーの良い点ばかりをレビューしてきましたが、少しのマイナスな点もレビューしておきます。
まず、コンパクトであるがゆえに調味料を補充しにくいところ。
家にある調味料をそのまま移し替えて補充しようとすると確実にこぼれてしまうでしょう。
そこで僕は、それら調味料を補充するときは100均などで売っている小さめのロートを併用しています。
最後にもうひとつマイナスな点と、その改善方法をご紹介。
このアルパイン ソルト&ペッパーシェイカーは、粒子の粗い調味料は苦手のようです。とくに『ほりにし』のようなミックススパイスや岩塩系は。
というのも、振り口の穴がそれらに対して小さすぎます。
そこで、その改善策としてこの穴を広げてやることで一層使いやすくしてあげることができます。
僕は、デザインカッターを使って穴の真ん中のブリッジ?をカットしています。
こうするだけで、劇的に使いやすくなるのでおすすめですよ。
参考まで、アウトドアスパイス『ほりにし』を使って実験してみました。
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左の写真が振り口をカットする前、右がカット後の『ほりにし』の出具合です。
写真からも一目瞭然のとおり、一振りで倍くらいの差がでました。