今日はランタンやガスバーナーなどのゴム部品はこまめに交換すべきという記事です。今回はプリムスランタンのOリングの交換をしてみました。
背景
つい先日の出来事です。
たまたまリーズナブルな価格で入手したプリムスのランタン「IP-2279」について、手持ちのガス缶につないで点火確認しようとしたときでした。バルブは閉じているのにシューっと少しずつどこかからガス漏れしているではありませんか!?
耳をすまして調べてみるとどうもランタンとOD缶の接続部から音がします。まぁこの時点で原因はピンと気づきましたね。
これはおそらくOリングの劣化だと。原因が分かればあとは対策するのみです。
Oリングの交換
これからOリングを交換していきます。今回はプリムスを例にレポートしていきます。
Oリングの種類
まずはじめに気をつけなければいけないことが、プリムスはランタンやガスバーナーのモデルごとに適合するOリングが違います。
”参考:PRIMUS”
[say img="https://unpluggedowl.com/wp-content/uploads/2019/07/f14b448784083457bf63e3a03da2b00c.png" name="フクロウ"]僕のランタン「IP-2279」はOリング1が適合です。[/say]
古いOリングの除去
まずランタン側の劣化したOリングの除去から。
僕の入手したランタンは相当古かったのでしょう。ご覧のとおりボロボロです。
もうそれには弾力性も無くカッチカチの樹脂のようです。こりゃガス漏れするわ~(汗)ちなみに僕は先の細いプライヤーを使ってかき出していきました。
[alert title="注意"]Oリングは一番奥まった場所にあります。取り出す際、周辺の金属部品などを傷つけないように注意しましょう。[/alert]
新しいOリングの装着
あとは新品のOリングをもとの位置にはめ込むだけですがひとつ注意点。
正しく挿入しないとガス漏れの原因にもなるほか、OD缶を壊す可能性もあります。
なにを隠そう、実は僕がどうもこのとききちんとOリングを装着していなかったため下記のようにOD缶のバルブ付近を潰してしまい(凹ませてしまい)1本ムダにしてしまいました(涙)
詳しくはこちらの記事も参照下さい。
これでまたしばらくは安心して使えそうです。
◆P-571、572、IP-2245旧バルブ/2248/2279/3279/2257、3257の各シリーズ、IP-100および200、PA-100L、EX-3230、3240、3250、IP-MBLのOリングはこちら。
◆IP-9300シリーズのOリングはこちら。
◆P-531、573、IP-MBL2(ランタン部のみ)のOリングはこちら。
◆P-533/535/541/2245マイクロバルブのOリングはこちら。