昨年の晩秋にフリマサイトで入手することができた今は既に廃盤品のプリムス「スイングヒーター」。
秋~冬~春と3シーズン使ってきたところで、その所感をレビューしてみます。
また、最近になってようやく現状ベストと思える収納方法を見つけることができたのであわせてご紹介。
はじめに
こちらのスイングヒーターについては当時販売元のイワタニ・プリムス社からリコールのアナウンスがでています。
リコール内容について、OD缶の取り付け部の不良によりきちんと接続したにもかかわらず接続金具ごとOD缶はずれ、ガス漏れが発生します。
ちなみに、友人の所有するスイングヒーターも未対応品を使っていたら、リコール内容のとおりの症状となり一瞬パニック状態になりかけました(汗)
詳しくはこちらにリンクを載せておきます。
リコール改修後
リコール改修前
フクロウ
プリムス「スイングヒーター(IP-9240A)」
それでは本題に話をもどし、スイングヒーターをレビューしていきます。
スイングヒーターについていろいろ調べてみると、そのデビューは1996年の模様。
さらに同じ本体を使ってマントルを取り付けたサーチライト(P-591)もあります。
フクロウ
このヘッド部を交換することでサーチライトにすることもできます。
スペック
手元にあるスイングヒーターのスペックがこちら。
- サイズ:23×23×13.5cm(収納時)
- サイズ:32×30×24cm(使用時)
- 重量:約1,413g(パワーブースター除く)
- 熱量:1,200~1,500W
- 燃焼時間:約2.3時間(IP-250使用)
オプションとしては、取替用バーナーヘッド(IP-9240BH)や専用ブースター(IP-9240HP)があります。
僕のスイングヒーターにはオプションのパワーブースターが付いています。
これがあることで、寒い冬でもOD缶をヒーターからの電動熱を利用してガスの放出を促してくれます。(きっと)
詳細レビュー
それではいつものように手元にあるスイングヒーターを使って各部チェックしていきます。
リフレクター上面には「SWING HEATER」のロゴ。
本体向かって左側にガス調整ツマミがあります。
そして背面のフォールディングハンドル部には自動点火ボタン。
このハンドルを握って最大幅70度までヒーターを振ることができます。
これが「スイング+ヒーター」の所以です。
下げた状態
上げた状態
次ページ以降もまだまだレビューは続きます。
そして最後にこのスイングヒーターの収納方法もご紹介してます。
実は私も二台所蔵しており、一昨日も野営地で使用しました。
一台はヒーターとして、もう一台は投光器としての使用目的で購入したのですが
オプションパーツも全種各台分です。
自身も数年前にOD缶の接続部分が分離し、ただの経年劣化によるものだと思い
シール剤を塗布し、ハンマーで叩き込んで補修したのですが
よもや製品の不具合だったとは…。
このブログを訪問したことでリコールを知りえた事。
非常に有益な情報を提供して頂いたことに感謝いたします。
ヒーターのアタッチメントの一つこそ劣化で分離し、銅線でくくっているのですが。
内筒側で燃焼してしまうので轟音且つ熱量が低く感じます。
それ以外、余多の謎の物理的不具合で、補修と対策でサイボーグ化しています。
投光器としては購入当時より使用するシーンが無く
試用してみた程度なのですが、アタッチメントにマントル(焼き後)が着いたまま
単純に立てて保管しております。
倒れずに25年以上経過しているのが無駄に法灯なのと
反射面をピカールで磨き過ぎて地が出て酷いことになってきました。