こんにちわ、最近になってトランギアの「ストームクッカー」の使いやすさやスタッキング性能にハマり更なるストームクッカーの可能性を探ろうと研究しているフクロウです。
今日はそんなストームクッカー専用のガスバーナーをGETしたのでレビューします。
はじめに
今回ご紹介するトランギアのストームクッカー専用ガスバーナーは日本未発売となっています。
そこで、入手するためには個人輸入するか、日本のネットショップなどの並行輸入品を購入するかの2択になります。
今回僕は個人輸入にて入手しております。もし、個人輸入にチャレンジしてみようと思う人はその方法をブログにまとめていますのでよろしければどうぞ。
なお、アマゾンなど巷ではニセモノ?になるかは分かりませんが下記のようなストームクッカー対応の類似品が格安で売られていますね。
メーカー品など気にしない人にとっては魅力的かも知れませんね。
トランギア純正ガスバーナー
それではここからは僕が買ったトランギア純正のストームクッカー用ガスバーナーについて詳しくレビューしていきます。
スペック
まずは本国ウェブサイトを参考にスペックから。
・重量: 180g
・熱量: 2100 w
・沸騰までの時間(1ℓ): 3.5 分
・使用燃料: ブタン
・その他本国HPの説明
プリムスのシステムを採用。トランギア・トライアングルおよびすべてのトランギアストーブに対応。但し、ミニトランギアには未対応。
詳細チェック
次に各部を詳細にチェックしてみます。
まずバーナートップには「trangia」の刻印。
アマゾンで売られている類似品と大きく違うのがこのプレート。トランギア純正品はこのように凹凸になっています。
メッシュホースの長さは約25cmで、主観ですが固くもなく取り回しがしやすいです。
OD缶との接続部は「PRIMUS」の刻印があり、プリムスのシステムを採用していることがわかります。
本体根元には本国でオプション展開されている脚を取り付けるためのタップが施されています。ちなみにストームクッカーに使う場合は必要ありません。
ストームクッカーに装着
それではストームクッカーと組み合わせて使ってみた感じをレビューします。
一番ストームクッカーにガスバーナーを装着した恩恵を感じられた料理があぶり焼きでした。
簡単に火力調整できるのでご覧のとおり干物だってきれいな焼き目をつけることができます。
[memo title="MEMO"]ストームクッカーに組み合わせて使っているこの丸い焼き網ですが、これユニフレームの「ミニロースター」なんです。
ストームクッカーSにシンデレラフィットするのでとてもおすすめですよ![/memo]
他にもすき焼きなどの煮物料理だって焦がすことなく調理することが可能です。
正直に言って茹でたりお湯を沸かしたりするだけだとあまり恩恵は感じられませんね(汗)
ゆで枝豆だってあっという間です。
実験
これからちょっとした実験をしてみます。
どっちが早い?
これまで使ってきたアルコールストーブと今回入手したトランギア純正バーナーそれぞれの熱量を測ってみましょう。
ストームクッカーのコッヘルに500ccの水を入れ沸騰するまでの時間を測定します。
まずはアルコールストーブから。
蓋はせずに常時強火をキープです。
次にトランギア純正ガスバーナーでも同様に測定します。
こちらも開始から強火キープです。
アルコールストーブは無音燃焼に対し、やはりガスバーナーは力強い燃焼音を出してます。
結果はアルコールストーブが約7分、トランギア純正ガスバーナーは3分30秒となりアルコールストーブの半分の時間でお水を沸かすことができました。
おわりに
いかがでしたか?比較評価からも分かるようにアルコールストーブにはアルコールストーブにしかない良さがありますし、ガスバーナーには火力調整ができたり熱量が大きい特徴があります。
僕はせっかくわざわざ個人輸入して購入したのでもうしばらくはガスバーナーをフィールドに連れ出そうと思います。
そのときまた新しい発見などみつかったら追ってレビューします。
番外編
グルソロキャンパー仲間の友人Nさんがストームクッカーに組み合わせて使っているのがこちら↓。
SOTOの最新バーナー「ストームブレイカー(SOD-372)」です。
これまた脚をたたんだ状態でストームクッカーにシンデレラフィットしてるんです。この組み合わせだとガソリンが使えるので真冬のキャンプなどで重宝しそうですね。
「ストームクッカー」に「ストームブレイカー」、ダブルストームで敵無しなカンペキな組み合わせでしょう。ネダンモテキナシデスガ(爆)