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コット・シュラフ

【山渓×NANGA】オーロラ600DXを冬シーズン使い続けたのでレビューします

最近ではその人気ぶりで数ヶ月の納期待ちは普通になっているシュラフ「山渓×NANGA『オーロラ600DX』」を冬キャンプで1シーズン使い倒してきました。
今日はそんな大人気シュラフの寝心地や性能などをレビューします。

また、本家「NANGA『オーロラライト600DX』」とはどんな違いがあるのかも検証してみました。

山渓×NANGA「オーロラ600DX」とは?

山渓×NANGA「オーロラ○○○DX」シリーズは、シュラフメーカー「NANGA社」とアウトドアスポーツ用品を楽天市場やYahooで販売する大分の登山・アウトドアの専門店の老舗「山渓社(山渓オンラインショップ)」との共同企画で商品化したシュラフです。

[alert title="注意"]山岳、自然等に関する雑誌・書籍の出版販売をしている「山と渓谷社」とは関係ありません。[/alert]

[say img="https://unpluggedowl.com/wp-content/uploads/2019/07/f14b448784083457bf63e3a03da2b00c.png" name="フクロウ"]え~、、、私も山と渓谷社様からご指摘を頂くまで混同しておりました。ご迷惑おかけし申し訳ありません。[/say]

NANGA「オーロラ ライト600DX」との違いは?

本家NANGA社には類似のシュラフとして「オーロラライト○○○DX」シリーズがあります。


山渓オンラインショップでは生地の違いのみと書いてますが、独自にカタログスペックを比較してみるとそれ以外にもちらほら違いが見つかりました。

 

販売価格

オーロラ600DXの最大のアピールポイントは販売価格でしょう。本家オーロラライト600DXの性能はそのままに、ムダを省くことで約16,000円ほどリーズナブルに購入することができます。さらに、キャンペーンなどを利用するとさらに5,000円お得に購入できる場合もあります。

 

生地は黒一色

本家オーロラライト600DXはカラフルな配色でインパクト大ですがオーロラ600DXは黒一色の仕様しかありません。

 

若干重い

本家オーロラライト600DXが1,050gに対しオーロラ600DXは1,250gとわずかに重くなっています。この違いにより山渓×NANGAシュラフは商品名から「ライト」の文字を省いたのでしょうか。

 

インナー生地が違う

本家オーロラライト600DXはインナー生地に「20dnナイロンタフタ」を使用しています。一方でオーロラ600DXには「40dnナイロンタフタ」が使われています。この数字が大きいほど生地の糸が太くなり丈夫になるので、言い換えればオーロラ600DXのほうが耐久性はあるとも言えるかもしれません。

 

収納サイズの違い

おそらく上記の違いで収納サイズがわずかに違ってきます。本家オーロラライト600DXが17×31cm、オーロラDXは18×30cmとなります。

 

スペック

それでは山渓×NANGA「オーロラ650DX」のスペックをおさらいします。なお、参考に本家オーロラライト600DXのスペックも併記しておきます。

【山渓×NANGA】【NANGA】
品名オーロラ600DXオーロラライト600DX
品番AUR600-
生地
表地オーロラテックス20dnオーロラテックス
裏地40dnナイロンタフタ20dnナイロンタフタ
内部構造台形ボックスキルト構造
フィルパワー760FP
ダウン量600g
カラーブラックレッド,ゴールド,ブルー
サイズ(レギュラー)
使用時210cm×80cm
収納時Φ18×30cmΦ17×31cm
総重量1,250g1,050g
使用温度
コンフォート-4℃
リミット-11℃
エクストリーム-30℃

 

3年使ってみた

僕は寒いのに弱いのでしょう、真冬だけでなく初秋~初春にかけて毎年このシュラフを使ってます。それもかれこれ3年ほど使ってますがまだまだ劣化もなく現役バリバリです。

 

そんな使い続けられる理由を整理してみました。

 

オーロラテックスが良い

出典:NANGA

僕の冬テントはノルディスク「アルフェイム12.6㎡」です。
結露が発生すると幕の内側はしっとり状態。そこにシュラフがあたると通常なら保温性能低下に繋がりますがオーロラテックス生地の防水性能のおかげで多少濡れてもパッと弾いてくれて大丈夫でした。

 

寒がりの僕でも快眠

冬キャンプで氷点下3度以下のときもありましたが、そんなときでもひとたびシュラフに入れば次第に温まり一度も目が覚めることなく熟睡できました。
そのときの服装は上下ユニクロのトレーナーです。

シュラフメーカー毎に快適使用温度が書いてあると思います。僕のこれまでの経験から、寒がりな人は左記温度+5~10℃が快適に睡眠できる目安かと感じます。例:寒がりな人が最低気温0℃の冬キャンプに行く場合、快適使用温度-5℃以下のシュラフがおすすめ。

肩が冷えない

ショルダーウォーマーといって、このシュラフには肩から首もとに、より多くのダウンが詰まっています。
そこには併せてドラフトチューブが有りそれを引っ張るとショルダーウォーマーが首周りを覆ってくれ、その結果肩から下の保温性がアップします。

 

蓄光ファスナー使用

出典:NANGA

夜就寝するときランタンを消した後は蓄光ファスナーのおかげでシュラフの開け閉めがしやすいです。また、YKKとの共同開発による大きめのファスナーなので噛み合わせがズレたり生地が噛む心配も少ないです。
地味かもしれませんが案外助かります。

 

大きめサイズでゆったり寝れる

僕のスペックは身長169cm、体重60kgと標準ですが、シュラフのなかで寝返りをうったり多少アグラをかいたりできるほど余裕があります。

 

保管に困る

NANGAのシュラフだからっていうネガではありませんが、保管用バッグを別途用意しないとかなりかさばって結構邪魔です。

 

収納が大変

メーカー出荷時にはどうやって収納したんだろうかと思えるくらいぎゅうぎゅうに詰まってます。
使用後は折り畳んだりせずにこれでもかと収納バッグが破れんばかりに詰め込まなくてはなりません。

 

カイロとの粘着性は△

結果カイロは無くても快適に睡眠することができたのですが。
シュラフのインナーに「貼るカイロ」を貼ってもいつの間にか剥がれていて朝起きると行方不明になってます。

 

まとめ

このとおりリーズナブルなお値段でNANGAの性能を味わうことができ大変満足しています。4月の春先キャンプ(夜の最低気温10℃くらい)で使うとさすがにちょっと暑かったですね~。

 

これからの季節は3シーズンシュラフとして同シリーズの「オーロラ450DX」あたりが欲しくなってきます。

 

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