遂に僕も「しゃれおつキャンパー」の仲間入りです!
シロクマくん買っちゃいました!
はい!どーん!!っと結構テンション高めです。
ノルディスクを所有しただけで1ランクうえのキャンパーになった気分です。
それと、やっぱり実物を手にすると自作タープとは違いすべてが丁寧な作りになっていますね。
自作タープには申し訳ないけど完全に心変わりしてしまいました。
はじめに
これまではホワイトタープに憧れてタイベック製自作タープを使ってきましたが、先日のキャンプで遂に破れてしまいました。
自作ってのもあって愛着も沸き、まぁまぁ気に入っていましたがくよくよしたって仕方ありません。
次の新しいギアを買うきっかけができたと思ってタープについて検討した結果、『ノルディスク カーリ・ダイアモンド10』を購入しました。
その後、フィールドにて使用してきましたのでその感想をレポートします。
検討段階
このとおり最終的に僕はカーリ・ダイアモンド10を購入しましたが、それまでにいろいろ悩みました。
素材
まず初めに考えたのがどの素材のタープにするかです。
以下のような素材を検討しました。今思い返せばなんですが、コレを最初に決めるとかなり候補は絞られてきます。
・ソフトタイベック
ソフトタイベック製のタープは既製品ではほとんどありません。
唯一ローカスギア社くらいではないでしょうか?
僕がソフトタイベックを検討した理由は白色のタープが欲しかったからです。
意外と白色って少なく、さらに希望する形状や大きさなど選択する余地もないため自作に至ります。
実際にフィールドで使ってきたからよくわかるんですが、素材としてはとても良いものだと思います。
とても軽量でコンパクトにたためますし、パリッとシワ無く張ることができます。雨にも強く(耐水圧:1,000mm以上)染み込んでくることは無かったです。
反面、軽すぎるがゆえに片付けるときにちょっと風が吹くと舞い上がって飛んでいきそうになってしまうデメリットもあります。
・コットン(100%)
もしこの世にポリコットン製品が無かったら僕はコットンを選んでいたかもしれません。
コットンを選ぶ人のその理由はかなり限定的だと思います。
焚き火の火の粉で穴を空けたくない、結露が少ないことが理由ではないでしょうか?
たしかにこれまでタイベックタープを使ってきて焚き火の火の粉には毎度ヒヤヒヤしておりましたのでその気持ちはよ~くわかります。
耐水圧は調べたところだいたい350mm程度が多かったです。
反面、最大のデメリットは毎回キャンプ後に天日干ししなくてはならないことではないでしょうか?
結露や朝露で水分を含んだまま放置するとカビが発生してしまいます。
大半のかたは土日の休日を使ってキャンプに行き月曜日からまた仕事というサイクルの中、日曜日に疲れて家に帰ってきてからまたタープを広げて干す行為は大変です。
また、重量もタープの素材のなかでは一番重いです。
僕のような車横付け高規格オートキャンパーなら気にしませんが、サイトと駐車場が離れている場合は意外とダメージです。
・ポリコットン
ポリコットンとはポリエステルとコットンの混紡生地の事で、その魅力はなんと言っても双方の良いとこ取りです。
ポリエステルの軽さ,耐水性とコットンの耐火性を持ち合わせています。
但し、耐火性があるとは言っても焚き火等の火の粉による穴を完全に防げるわけではなく、「空きにくい」程度と考える必要があります。
この素材は最近のトレンドのようで、あのノルディスクからもコットン100%とポリコットンの両方をラインナップしています。
耐水圧はコットン100%と同程度の350mm前後ですが、実際に僕が使用した感想は、ポリエステルが混ざっていることで水を弾いてくれるので浸水してくるようなことは無かったです。
・ポリエステル
タープに限らずテントも含めて一番メジャーな生地です。
コストも比較的安価で、軽量かつ強度もありバランスに優れています。
耐水圧も1800mmを超えるものも多くありこれらの素材のなかではトップです。
水分を吸わないため重くなることもありませんし、カビの心配もありません。
反面、焚き火などの火の粉による耐火性は皆無ですぐに穴が空いてしまうので要注意です。
参考までに、耐水性と強度についてちょうど良い写真がありましたのでどうぞ。
これは先日知人とキャンプした際、夜中ゲリラ豪雨と暴風に遭い崩壊寸前になったタープに水が溜まったものです。
これほど水が溜まってようやくポタリポタリと浸水する程度ですし、破れたりすることもなかったです。
上記のとおり検討した結果、僕は次のタープをポリコットンにしようと決めました。
主な理由はこれまでのキャンプの経験からきています。
僕らのキャンプには焚き火が付き物です。
そのため、焚き火中に風が吹こうものなら火の粉の行方にいつも肝を冷やしていました。
そこで今回は少しでもそのストレスを無くそうと考えポリコットンを選びます。
形状
タープの形状は大まかに分けて四角形のスクエアタープ、五角形のペンタタープ、六角形のヘキサタープなどがあります。
それぞれについていろいろ調べてみると、タープの形状ごとでアレンジ性や開放感,防風性などの特徴があるようです。
そんななか僕は「設営時の簡単さ」にポイントを絞って検討しました。
その結果、多角形になるほどペグ打ちの本数が増えるとともに張り綱の本数も増え、さらにはそのテンションの調整も増えるといった手間を考えて、一番シンプルなスクエアタープにすることにしました。
カーリ・ダイアモンド10
僕が購入した『ノルディスク カーリ・ダイアモンド10』をフィールドにて使ってきましたのでレポートします。
このブログを書いてるときに気づきましたが。ダイアモンド10の「10」って10㎡のことだったんですね(汗)
スペック
- サイズ 400X510cm,1辺:325cm
- 重量 6.5kg(ポール:1.6kg×2本,タープ:2.5kg/張り綱含む)
- 素材 Technical Cotton(ポリエステル65%、コットン35%)
- 付属品 鉄ポール230cmX2本,鉄製Vペグ6本,張り綱4本
なお、ポールとタープそれぞれの重量についてはメーカーHPにも記載が無かったので実測です。
張り方
- 張りたい向きにタープを広げます。
このとき、タープの形状は前後左右対象になっているので広げる方向に悩むことは無いでしょう。(写真ではいっぽうが長いように見えますが前後左右対称なんです)
- ポールを立てる側(前後)の張り綱をペグダウンしていきます。
張り綱は購入時からタープに結ばれていますが結構な長さがあるので初回時に調整するほうが良いと思います。 - ポールを立て、張り綱を調整しながらテンションをかけていきます。
- 最後に左右の張り綱をペグダウンして完成です。
実際に使ってみて
スクエアタープの良いところは張り綱とペグダウンの数が少ないので設営が簡単でした。1人で10分ほどで完成しました。
また、張る向きが4方向しかないのでシワもできにくく初心者の僕がやってもきれいにパリッと張れてます。
タープポールについては別途アルミ製などの軽量品を準備したほうがおすすめです。
付属のポールは鉄製でとても重いので、これを替えることで設営だけでなく運搬もラクになります。
ちなみに僕は、『村の鍛冶屋 エリッゼポール』を使っています。
なお、ポールとタープを分けて収納すると意外とコンパクトにすることもできますよ。
大きさについて、タープとしてソロで使うには大きいと思います。
2人での使用がちょうど良いくらいかな?
ただ、僕のようにタープの中にテントも入れてフライシート的な使いかたをする場合だとちょうど良い大きさに感じました。
当日の夜中に運悪くゲリラ豪雨に遭ってしまいましたが雨水が染みてくることもありませんでしたので耐水性も十分かと。
さいごに
ノルディスクの製品は本体だけでなく付属品や子部品の至るところにシロクマロゴが入っていていっそうココロ掴んできますね。
ひとつノルディスクを持つと他もノルディスクで統一していきたいと想うのは僕くらいでしょうか?
そのくらい今はこのシロクマに惹かれてます!
番外編
撤収前にタープの張り方をアレンジしてみたので簡単ですが写真でご紹介まで。
ファミリーキャンプには大きめサイズがおすすめです。