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チェア・テーブル

I LOVE KERMIT! それでもやっぱりカーミットチェアが好き!

僕がキャンプを始めてそろそろ1年になりますが、その間他にココロ移りすることなく使い続けてきた数少ないキャンプギアのひとつがカーミットチェアでした。

しかし、本音を申しますとカーミットチェアよりも良い~っと思うチェアもあります。

今日はそんな本音も交えながらカーミットチェアのことをまるっと紹介します。

カーミットチェアについて

カーミットチェアの誕生は1984年、BMWバイク愛好家のカーミット氏が開発したのが始まりです。

当時バイクツーリングをしていたカーミット氏は、軽量で持ち運びに便利なイスを探していましたが、彼を満足させるイスはどこにもなかったので、とうとう自分で作ってしまいました。

その後、キャンプやBMWツーリング会の場でみんなの目に留まり、そこから一気にキャンプをするBMWライダーのためのイスとしてカーミットチェアは広まりました。

2003年、カーミット氏はカーミットチェアカンパニーを手放す(売却)ことになりました。

そこへ、長年BMWライダーでありカーミットチェア愛好家だったトム・シェリー氏夫妻が会社を買収することにしました。

その後もカーミットチェアの人気は高まり続け、最終的にはアメリカ、アジア、オーストラリア、ヨーロッパなどのオートキャンパーにも愛用されています。

カーミットチェアカンパニーにとって最も重要なのは品質と家族であり、キャンパーや旅行者に最高の製品を提供し、より快適に過ごしてもらうよう努めています。

種類

カーミットチェアはまず2種類のモデル展開です。

ひとつは僕も使っているカーミットチェア。

Source:Kermit Chair Conpany

 

もうひとつがそのワイドバージョンのカーミットチェア・ワイド。

Source:Kermit Chair Conpany

 

それぞれ、木の材質(オーク材 or ※1ウォルナット材)や生地の色(black, forest green, burgundy, navy, red)を選ぶことができます。また、オプションで※2刺繍を入れることも可能。

※1 本国サイトには売ってませんでした。一応メールで質問してみましたが売ってないとのこと。

※2 本国サイトから直接個人輸入する場合。

スペック

  • 寸法(収納時):約11 x 16 x 56cm
  • 重量: 約2.4kg
  • 座面高:約30cm
  • シート幅:約48cm
  • 耐荷重:350LB(158kg)
  • 素材:フレーム:オーク材・ジョイント:アルミ・スチール・生地:1,000デニールナイロン

購入方法

このカーミットチェアはアメリカ製品なので通常は日本の代理店などを通した正規ルートでの購入が便利かと思います。

参考まで、日本では『カーミットチェア専門店』さんがメインの販売店となっている模様。その一方、別の購入方法として代理店を経由せず直接現地から仕入れる方法もあります。

それが個人輸入という方法です。もちろんそれぞれに特徴があり、簡単にまとめると下表のとおりとなります。

日本代理店個人輸入
価格
修理・保証
連絡・相談日本語英語

※カーミットチェア自体はメーカー5年保証です。

どこを重要視するかで選択肢は変わってきますね。

ちなみに、今回僕はコスト重視と検討時にたまたまアメリカ出張がはいったので、個人輸入?ネット注文し現地で直接仕入れました。

そのため国際送料などもかからず随分とお得に入手することができました。

もし、これから個人輸入で購入を検討されている方、購入方法で分からないことなどあればお気軽に質問ください。

組立方法

まず、合計2箇所左右のフレームをつなぐための部材をセットします。

この部材のロックは、あらかじめ部材にセットされている金具を本体フレームに引っ掛けます。(各2箇所合計4箇所)

続いて同様にふくらはぎ部分と背中部分にはアーチ状の部材をセットします。

この部材のロックは、本体フレームに抜け止めの金具がセットされており、これを広げながら両手を使って組み立てます。組立作業としてはたったこれだけです。

 

 

次ページでは僕が実際に使ってみて気に入っているところなどをクローズアップしていきます。

使用レポ

お気に入り

良いところ気に入っているところから。

まずはなんといってもこのフォルムに尽きますね~。

木製なのでどんなキャンプシーンにも栄えます。

 

そして、収納時のコンパクトさもツーリングキャンパーだけでなく、何かと荷物がかさばるオートキャンパーにとっても助かります。

 

案外見逃せないのがカーミットチェアの強度です。

スノーピークやアディロンダックなど大抵のアルミチェアって耐荷重80kgまでとなっており、日本人でもちょっと体格の大きい人なんかはすぐにアウトもしくはギリギリの人が多いんじゃないでしょうか?

その点このカーミットチェアはさすがアメリカ人が造っただけあって耐荷重158kgとなっています。(テストでは750lb(340kg)以上もの耐荷重に耐えている)

しかもこれを木製でやってのけちゃうところに感銘です。

最後にもう一つ良いところがこちら↓。

 

 

 

意外と皆さん気にせず腰掛けてらっしゃるかもしれませんが、ふくらはぎ部分と背中部分のこのアーチ状が素晴らしい機能をもっています。

このアーチ状のおかげでフレームがふくらはぎや背中に当たることなく長時間でも快適に座ることができます。

 

あとはちょっと移動させたいときや横に置いておきたい場合でも、カーミットチェアは組み立てた状態で折りたたんで運ぶこともできます。

 

気になるところ

絶対にダメと言うわけじゃありませんがどんなに良いモノにだって気になるポイントはあります。

だって欲深い人間だもの(爆)

そんなことはさておき、使ってみて改善したいな~っと思うところを何点かご紹介。

まずはこの座面と背面の生地ですかね?ナイロン製なので焚き火の前に置いて腰掛けるときは気を使います。

もうひとつ、脚の部分。屋外でガンガンつかうので地面に当たるところが木製だと耐久性が気になります。でも、これについては対策を施しましたので解決です。

 

まとめ

以上から、カーミットチェアは魅力満点です。でも本音を言うと、座り心地を追求するならば他にもっと良い製品がたくさんあると思います。

スノーピークやアディロンダックの椅子のほうがハイバック仕様ですし座り心地も快適です。

要はどこを重要視するかで選択肢は変わってきますね。決してこのカーミットチェアの座り心地が悪いわけではないですよ。

ちなみに僕がカーミットチェアを選んだ理由は『シャレオツ』『携帯性』でした。

 

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