2018年の夏休みキャンプは涼を求めて岐阜県郡上市にあるひるがの高原キャンプ場に行ってきました。
そこでは求めていたとおりの避暑地キャンプをすることができました。
今日はそんなひるがの高原キャンプ場での1泊2日を施設情報などを交えながら詳しく紹介していきます。
また、買い出しなどのスーパーの情報も併せてご紹介します。
ひるがの高原キャンプ場
僕たちが今回避暑地キャンプとして選んだひるがの高原キャンプ場は、標高約900メートル越えの高原にあるキャンプ場です。
[say img="https://unpluggedowl.com/wp-content/uploads/2019/07/f14b448784083457bf63e3a03da2b00c.png" name="フクロウ"]標高が900メートルあると、ふもととの気温差も約6℃くらいはあり、夏の暑い昼間でも過ごしやすい気温になりますし、夜寝るときも寝苦しくなく快適にすごせます。[/say]
施設情報
それではひるがの高原キャンプ場内の施設を写真に納めてきたのでざっとご紹介。
まず、キャンプ場入り口すぐに受付棟があります。
ここでチェックインチェックアウトの手続きをしたり、薪やホワイトガソリンなどのちょっとしたキャンプ用品の販売もあります。
その真向かいにシャワールームがあります。
このシャワーはコインシャワーとなっており、料金は5分で200円となります。男性用と女性用に分かれており男性用は3つのシャワー室がありました。
[say img="https://unpluggedowl.com/wp-content/uploads/2019/07/f14b448784083457bf63e3a03da2b00c.png" name="フクロウ"]温水シャワーの水圧はちょっと弱めでしたが十分に使えるレベルでしたよ。[/say]
なお、ドライヤーも完備されておりこちらは無料で使えます。また、コイン洗濯機と乾燥機も設置されていました。
シャワールーム棟のとなりにひるがの高原キャンプ場唯一の自動販売機があります。
シャワールーム棟の裏側に回るとキャンプ場で出たゴミを捨てれるところがあります。ここではきちんと分別すれば空のガス缶や金物など幅広く大抵のゴミを引き取ってもらえます。
受付棟からちょっと奥に進むとトイレ棟があります。こちらも男性用と女性用に分かれておりさらにはバリアフリーのトイレも完備されています。
[say img="https://unpluggedowl.com/wp-content/uploads/2019/07/f14b448784083457bf63e3a03da2b00c.png" name="フクロウ"]手入れも行き届いているのでイヤな臭いもなくとても気持ちよく使えました。[/say]
手洗いの蛇口には温水栓もありますが出ませんでした。
そしてその向かい側にももう一つシャワールーム棟があります。ここも先述のシャワールームとシステムは同じですが洗濯機はありませんでした。
ここから先に各キャンプサイトが広がります。
ここひるがの高原キャンプ場はすべてがフリーサイトになっていました。
場所の予約などもなく来た人から順に場所取りしていきます。
サイト内にクルマの乗り入れもできます。
各サイトの近くにこのような水道がいくつもあり、基本的にはどこのサイトを選んでも水に困ることはないでしょう。
しかし、キャンプ場内の真ん中あたりにトイレ棟がもう一つあるのですが、これより奥に行けばいくほどトイレが遠くなって不便になっていきますし、街灯などの灯りもなくなりますのでサイト選びは慎重にしたほうが良いかもしれません。
ちなみにこちらがそのトイレ棟になります。
施設紹介の最後に、ここひるがの高原キャンプ場のサイト数は多過ぎで数え切れないほどありました。
僕たちが訪れた日は平日だったのでそもそもキャンパーの数は少なかったのですが、これだけのサイトが満室になることがあるのだろうかと思えるくらい多かったです。
100サイトはあるのではないでしょうか?
[say img="https://unpluggedowl.com/wp-content/uploads/2019/07/f14b448784083457bf63e3a03da2b00c.png" name="フクロウ"]どのサイトもだいたい10メートル四方くらいの大きさはありそうで、それよりも大きなサイトもちらほらありましたよ。[/say]
また、キャンプ場の奥からキャンプ場入り口まで真ん中あたりを小川が通っています。
[say img="https://unpluggedowl.com/wp-content/uploads/2019/07/f14b448784083457bf63e3a03da2b00c.png" name="フクロウ"]水もかなり澄んでいるうえ冷たくとても気持ち良かったです。[/say]
次ページ以降では僕たちが過ごした1日をレポートしていきます。その途中にはサイトの土の状態や虫などの情報も交えながらレポートしてますので引き続きよろしくお願いします。
キャンプな一日
無限とも思えるくらいサイト数が多いなか僕たちが選んだサイトは受付棟のすぐ奥にあるトイレ棟の横にある大きめのところにしました。
ここを選ぶ前にサイト内をぐるっとクルマで散策しましたが多分ここのサイトがいちばん大きくて形も整っていると思います。
場所が決まったところでさっそく各々テントやタープの設営に取り掛かります。
どのサイトも林間サイトになっているので日影が多くて暑さをあまり感じませんが、さすがにペグ打ちなど作業をしていると汗ビッショリになってしまいました。
[say img="https://unpluggedowl.com/wp-content/uploads/2019/07/f14b448784083457bf63e3a03da2b00c.png" name="フクロウ"]地面はどこもこのような土サイトで、地質はそうとう固いし中に石などが埋まっているのでペグは絶対にソリステなどの鍛造ペグをオススメします。[/say]
参考ですが、友人Nさんのソリステはいつの間にかこのように曲がってしまいました。
今日の僕のテントは快速旅団の「Simple」に新調しました。
それに組み合わせるタープも併せて新調したテンマクデザインの「ムササビウイング」です。
それをテントポールを使って連結してみました。
そして今回はなんと、みんなこっそり新しいテントを用意していたのです。まぁ僕もコソコソと新調しましたが、こうも揃ってみんな新調してくるとは予想できませんでした(爆)
そういうことで他の2人のテントも簡単にご紹介しておきましょう。
まず、友人Nさん今回は本人念願のタープ寝スタイルで、そのタープはDDハンモックスのDDタープでサイズは4m×4m。
本人曰わく通称「屋台張り」と呼んでいます。お座敷スタイルで広々と使えてて快適そうでしたよ。
[say img="https://unpluggedowl.com/wp-content/uploads/2019/07/f14b448784083457bf63e3a03da2b00c.png" name="フクロウ"]僕はこれからこれを「教祖様スタイル」と呼ぶことにします![/say]
そして次に友人Hさんも同じく「屋台張り」に挑戦です。
タープは以前購入済みのタトンカ「1TC」でサイズは4.25m×4.45mのポリコットン素材です。
そこにテントはコールマンのポップアップテントを組み合わせています。
[say img="https://unpluggedowl.com/wp-content/uploads/2019/07/f14b448784083457bf63e3a03da2b00c.png" name="フクロウ"]なんとなく昔のドラクエのお店のようなスタイル。これからは「よろずやスタイル」と呼ぶことにします![/say]
このテントですが、遮光性に優れていてひとたび中に入れば真っ暗で昼寝も快適そうでしたよ。
ただし本人曰わく、今回のキャンプで使ってみた結果、中は熱がこもってて暑かったそうです。
一応各所メッシュ素材が施されているそうですがあまり機能してなかった模様。冬キャンプに期待ですね。
そんな感じで汗だくになりながらも設営が完了したところでいったん乾杯します。
喉カラカラで一気飲みです。
汗もひいて少し落ち着いたところでキャンプ場内を散策しました。
何度も言いますがキャンプ場は広いうえにサイト数も多いです。
また、キャンプ場内を流れる小川のせせらぎも気持ちよく涼を感じることができました。そんな感じで軽くぐるっと一周するだけでも30分以上はかかりました。
自分たちのサイトに戻ってきたところで夕食の前にシャワーにしました。
シャワーの利用は200円を投入したら5分間使えます。
[say img="https://unpluggedowl.com/wp-content/uploads/2019/07/f14b448784083457bf63e3a03da2b00c.png" name="フクロウ"]お湯もすぐに出てきて快適でしたよ。
両替機などはないのであらかじめ人数分の100円玉を準備しておくことをオススメします。[/say]
さっぱりしたらいよいよ夕食に取り掛かります。
今日の僕はトランギアの「ストームクッカー」縛りでの料理にします。せっかく買ったので使い倒してみます。
まずは手始めに旬の生の枝豆を塩茹でにしておつまみを作ってみました。
そうそう、このストームクッカーですが今回の火源はガス仕様にしてます。
今回のためにイギリスのAmazonからトランギア純正のガスバーナーを個人輸入しておきました。
肝心な使ってみた感想は、アルストとは違い火力調整も容易にできるうえ扱いも簡単でとっても気に入りました。
そんなガス仕様のストームクッカーを使って作った次のメニューは「ハタハタの炙り焼き」を作ってみました。
これを作るためにもちょっとした一工夫がユニフレームの「ミニロースター」。ストームクッカーにシンデレラフィットなんです。
この組み合わせでストームクッカーではできなかった炙り焼きができるようになりました。焼き目もきれいに付き焦げることなくできました。
そしてメインディッシュはストームクッカーのフライパンですき焼きを作りました。
このとおりストームクッカーは万能でどんな料理でも作れちゃう優れものでした。
これからの僕のキャンプギアの一軍入り決定です。
友人Nさんのメニューは岐阜県のブランド牛飛騨牛を使って鉄板焼きに~
インドネシア出張帰りにちなんだミーゴレンをこれまたストームクッカーで作ってました。
友人Hさんは、ほおば味噌を使って飛騨牛を焼いてました。
そして今回はみんなでテーマを決めてました。
それが先月号のBe-pal(ビーパル)の付録であったチャムスのスキレットを使って一品作ること。
実はこれが今回のキャンプで一番アタマを悩ませられました!
こんなちっちゃな手のひらの大きさもないスキレットで何を作れば良いのか?そもそもいったい何が作れるのか!?
最終的に僕が出した答えはこちら。
缶つまレストランの缶詰めとチーズを使った料理です。
一方で、友人Nさんが作ったのは大根の輪切りをスキレットで焼いてチャムスの刻印を複写させようと試みてましたがうまくいかなかったようです。
もうひとりの友人Hさんは、カチョカバロを焼いてました。こちらはうっすらと刻印を複写することができ、またその味もおいしかったです。
それにしてもこんなに悩ませるスキレット、もう子供のおままごと用にあげようかしら(爆)
そんな感じでお腹もいっぱいになったところで恒例の焚き火タイムに突入です。
そんな焚き火タイムに合わせて実は友人Nさんは吊し炙りベーコンに挑戦していました。
出来上がったベーコンを一枚もらって食べましたが、本場アメリカで食べたカリカリベーコンの様にジューシーでとってもおいしかったです。
そうそう、ここひるがの高原キャンプ場はどこでも直火での焚き火がOKなんです。
だから僕たちも河原から大きめの石を広い集めてきて火床を作ってみました。
あとは持参したウイスキーやNさんが作ってくれたしそ焼酎のトニック割りを飲んでマッタリとウダウダと過ごして~
友人Nさんのインドネシア出張のお土産として頂いた現地カップヌードルを食べたり~
途中のサービスエリアで買った五平餅を焼いて食べたり~
そして深夜0時を過ぎたところでキャンプ1日目終了。おやすみなさい。
キャンプ2日目
おはようございます。時刻は早朝6時過ぎ、涼しくてとても気持ち良いです。
[say img="https://unpluggedowl.com/wp-content/uploads/2019/07/f14b448784083457bf63e3a03da2b00c.png" name="フクロウ"]ただいまの気温は21℃、昨夜の最低気温は深夜1時30分頃に20.6℃でした。[/say]
これからキャンプに行かれる人の服装などの参考になればと思います。
朝起きてまずは一杯のコーヒーから。お湯はもちろんストームクッカーで沸かしますよ。
杉林のあいだから差し込む朝日を浴びながら外で飲むコーヒーは格別ですね。
ちょっとしたら他のメンバーも起きてきたので各々朝食に取り掛かります。
僕はいつも変わらず朝カレーです。もちろんストームクッカーを使ってカレールーを温めたり、ゆで卵を作ったりします。
また、ご飯はトランギアの「メスティン」とVARGO(バーゴ)の「ヘキサゴンウッドストーブ」に固形燃料を使った通称「ほったらかし炊飯」です。
名前のとおり一度固形燃料に火を付けたらあとは消えるまでなにもせずほったらかしでふっくらおいしいご飯が炊けちゃいます。
友人Nさんの朝食もいつもと変わらずの和食スタイルで、マスの塩焼きとご飯に味噌汁の組み合わせでした。
友人Hさんはスキレットを使ってチーズを焼いてパンのせる洋食スタイルでした。
みんなサクッと朝食を済ませたら片付けを開始。チェックアウトは12時までです。
こんな感じで2018年7月の夏休みキャンプも無事に終了。お疲れさまでした。
次ページ以降では、最寄りのスーパーなどの近隣情報をアップしておきますので最後までよろしくお願いします。
近隣情報
ここからは僕たちがひるがの高原キャンプ場に行く前に買い出しで立ち寄ったスーパーなどをご紹介。
ひるがの高原キャンプ場最寄りのスーパーは2箇所。
一つ目はひるがの高原IC下りてすぐにある「サンフレッシュひるがの」。
ここがキャンプ場から5分くらいの距離にあり一番近いです。
比較的小さなスーパーなので品数は多くありませんがひととおりの食材をそろえることはできるでしょう。
また、お酒やホワイトガソリンも売ってました。
2つ目はキャンプ場から少し遠ざかって15キロ南下した白鳥地域にバロー白鳥店があります。
こちらのほうが品揃えは圧倒的あり、イチから食材の準備をするならこちらがオススメです。