巷で密かに人気を集めていると噂の『カマド スマートグリルB6型』ですが、僕も遂にキャンプで使い倒してきたのでそのレビュー。
はじめに
これまでのキャンプではメイン機種を『笑’sA4君』にしていました。
これはこれで、その携帯性や機能性などとても気に入っていますが、夏になってこれを足元に置いておくと少々暑いのが難点でした。
また、A4君レビューにも記載していますが炭の消費量が多く、これらを改善できる焼き機はないかと物色し始めたのがきっかけです。
同一メーカーで『笑’s B6君』もあったのですが、まずは価格面から今回スマートグリルを選択しました。
Spec Sheet
まずはスマートグリルの簡単なスペックがこちら。(実測です)
寸法(mm) | 重量 (g) | ||
組立てサイズ | 収納サイズ | ケース収納時 | |
195×125×180 | 195×125×34 | 260×190×35 | 733 |
使用レポ
さてここからが実際にキャンプで使用した感想を交えながらのレポートになります。
部品構成はすっきりシンプルですし、組立に関しても特に難しくなく直感でできました。
参考まで、その詳細を以下に記載しておきます。
部品構成
本体,炭受け,ゴトク,焼き網,目皿,収納バッグ
組立手順
- 本体を組み立てる。
まずベースとなる本体を写真のように展開します。
- 炭受けと目皿をセットする。
本体に炭受けをセットします。組立方法はとっても簡単で、写真のとおり本体に空いている穴に引っ掛けるだけです。
これで本体がしっかりと固定される仕組みになっています。
その後、その上に灰になった炭を落とす目皿を乗せます。
- ゴトクと網をセットする。
本体の上部にゴトクをセットします。この組立も簡単で、写真のとおり本体の切り込み部に差し込むだけです。
最後にゴトクに焼き網を乗せて完成です。
このとおり組立は本当に簡単にできちゃいます。
A4君のときも簡単で驚いてましたがそれよりももっとシンプルです。
10秒もあればできちゃいます。
もし、網を使った料理をしないのであればセットする必要はありません。
所感
各パーツについて
このスマートグリルを手にして気づいたことが、各パーツがしっかりした作りになっています。
例えば、炭受けにセットする目皿ですが、分厚い針金で作っていて変形の心配はなさそうです。
実際にキャンプでは火起こしのときガスバーナーをあてて使いましたが全く問題なかったです。
他に、付属の焼き網も太目の丈夫な針金で出来ており安心です。
使用してみて
Good Point!
- 前面がフルオープンで炭の出し入れがしやすいです。
利便性の観点から、ただでさえサイズが小さいので、ここに蓋があるのと無いのとでは大きな差になるのではないでしょうか?
- これまで何回か使用してみましたが壊れることなく使えてます。
これって何よりも重要ですよね。炭受けに若干の歪みが出ましたが全く問題なく使えてます。
焼き網もしっかりしたものなのでまだまだ使えそうです。ただ、そうは言っても焼き網は消耗品だと思うので発売と同時にスペアパーツとして販売してほしいものです。
今後の鹿番長さんに期待です。 - アルコールバーナーの風防としても使えます。
夜は炭用のグリルとして使い、朝は朝食時にアルコールバーナーの風防代わりに使ってます。
これを使うとゴトクもしっかりしているので安全に調理できますし、メスティンを乗せるのにぴったりな大きさで重宝してます。
Weak Point...
テーブルの上に置いて使ってると灰があちこちに。
ちょっとA型の僕には痛いウィークポイントです。
炭を足してファイヤーブラスターで吹くとかなり灰が舞ってしまいます。
だから今は吹くたびに地面に置いて戻しての繰り返しです。。。
まとめ
- コンパクトかつ収納袋もついてて便利
- 組立簡単たったの10秒
- 各パーツのしっかりとした作り
- 炭の出し入れがしやすい
- アルコールバーナーの風防にも使える
- テーブルの上だと灰の処理が大変
いかがでしたか?そのうちこれも「鹿番長のアレⅡ」と呼ばれる日が来るのではと思えるほどな製品でした。
次回は、これを使ったカスタマイズのいろいろをレポートしようと思います。
番外編
この『カマド スマートグリルB6型』をもっと使いやすくするためにある改造を施しました。
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