今年はブッシュクラフトキャンプをしてみようと企んでいるふクロウです。
そんな僕が今回入手したのはBAHCO(バーコ) 「396-Lap Lander Folding Pruning Saw」。つまり折り畳み式ノコギリですね。
今日はこのノコギリをレビューしてみます。
BAHCO(バーコ) 396-Lap Lander
「396-Lap Lander」と書いて「サンクローラップランダー」と読むそうです。なんだか切れ味悪くて苦労しそうなネーミングです(汗)
でも大丈夫、安心してください!僕が人柱となってそんな切れ味についてもレビューしますから。
スペック
まずは恒例のスペックから。
生産国 | スウェーデン |
刃長 | 190mm |
全長 | 405mm |
重量(実測) | |
材質・仕上げ | 刃:焼入硬化常温圧延鋼 柄:強化プラスチック |
主な特徴
[list class="li-chevron li-mainbdr main-c-before"]
- 高周波焼き入れのXT歯を使用。
- 3山ごとに精密アサリを付け、そのアサリのみを短くした高低歯設計仕様。
- 長い歯が深く素早く切り込み、短い歯がきれいな切り口に。
- NATOナンバー入り。
- 木材やプラスティックの切断に最適
[/list]
[memo title="MEMO"]高周波焼入れとは、ここで言う刃の表面のみを加熱させて焼入れをすること。
表面のみ硬度が高くなりより強度のある刃になることが期待できるとともに、鋼の内面は元の性質を保ったままなので粘り強さも併せ持つことができます。[/memo]
余談ですが、僕が数多くある折り畳み式ノコギリのなかからこのバーコを選んだ理由は工具好きでもあるからなんです。
バーコと言ったら日本ではモンキーレンチが有名で、言わずもがな、日曜大工や自動車のカスタムなどが好きな人には親しみのあるメーカーなんですよ。
それでは次ページで実際にキャンプ先で使ってみた所感を交えながら詳細レビューしていきます。
詳細レビュー
まずは全体から。
柄の材質は樹脂ですが全体にスリットが入っているので握ったときのグリップ力はじゅうぶんあります。
柄のカラーはODグリーンなのでブッシュクラフトの道具として最適ですね。
[yoko2 responsive][cell][/cell][cell]余談ですが、手持ちのモーラナイフとの色味の相性も良いです。[/cell][/yoko2]
開閉はプッシュ式になっており、しっかりとロックされるので刃と柄がぐらついたりすることもないので安心して安全に使えます。
刃も交換式なので永く使えます。
では切れ味はどうか?ちょうど今度のキャンプで使おうと買っておいた薪があったので試してみます。
ふむふむ、、繊細さはありませんがガシガシ切れていきますよ。これが3山ごとに精密アサリを付け、そのアサリのみを短くした高低歯設計仕様の効果でしょうか。
日曜大工で家具を作ったりするのには向かないかもしれませんが、こうやって薪や倒木を切るのには十分な性能です。
革製のストラップが付属しているのでキャンプ先で吊るしておくこともでき便利ですね。
まとめ
以上、こうやって実際に焚き火キャンプで一泊二日使ってみましたが、特に目立つ欠点は見つかりませんでしたよ。
もしかしたら、使っていくうちすぐにサビるとかあるかもしれませんが、そのときは追々アップデートしていきます。
くどいようですがブッシュクラフトギアとして色味も良く、ナイフ,斧と合わせて3点セットで持っておきたいギアです。
僕が愛用しているモーラナイフとの色見の相性もバッチリです。