コールマン200Aのメンテナンス第3段はメインバルブからニョキニョキっとバーナーフレームに向かって生えている真鍮の棒、ジェネレーターの交換です。
はじめに
ジェネレーターとは真鍮製の棒状のもので、ここを通る燃料を気化させる装置になります。
燃料タンク内のガソリンをジェネレーターに送り、そこでガソリンが熱せられることで気化ガソリンとなり、それがマントルで燃焼することで光を放つ仕組みとなっています。
但し、このジェネレーターは消耗品で使っているうちに内部にススがたまり目詰まりを起こすと、マントルの光が安定しなくなったり光量が出なくなったり、そもそも点火しなくなったりします。そんな症状が出始めたらジェネレーター交換のサインです。
200A ジェネレーター交換
用意するもの
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- コールマン純正スーパーレンチ
- 液体ガスケット(耐ガソリン性)
- ジェネレーター
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交換手順
このとおりバルブASSYまでの分解手順については下記記事を参考にしてください。
ではその続きから。
スーパーレンチを使ってジェネレーター下部のナットを緩めます。
ナットをはずすとジェネレーターロッドとバルブASSYが引っかかっているのではずします。
このとき写真左側のバルブを上に向けるとはずし易いです。
ちなみにこちらが使い古したジェネレーターです。真っ黒のススだらけでした、、、
そしてこちらが新品のジェネレーターです。
あとは新品のジェネレーターを取り付けてもとの手順で組み立てていきますが1点だけ補足です。
これは僕オリジナルのメンテナンス方法ですが、バルブナットを再組立てするときにはタップ部に液体ガスケットを塗布してガソリンが漏れないようにしています。
ちなみに使っているガスケットがこれ。
おわりに
いかがでしたか?純正レンチひとつあれば簡単にメンテナンスができるのもコールマン製ランタンの魅力です。
僕も最初の頃は自分でメンテナンスするのに躊躇しましたが、最近はそのシンプルな構造に惹かれていろいろな部品を買い集めてメンテナンスして楽しんでます。