こんにちは、フクロウです。
今日は久しぶりに比較レビューブログです。テーマは鍛造ペグのパイオニア的存在なスノーピーク『ソリッドステーク』通称:ソリステと、突如期待の新星として現れたゼインアーツ『グラートステイク』について。
レビュー目線をグラートステイクに置いて違いなどを比較レビューしていきます。
ゼインアーツ『グラートステイク』
グラートステイク18 | グラートステイク28 | |
品番 | TO-518 | TO-528 |
材質 | スチール・黒電着塗装 | スチール・黒電着塗装 |
サイズ | 8 × 35 × 180mm | 10 × 40 × 280mm |
重量 | 105g | 225g |
ゼインアーツのグラートステイクのキャッチフレーズは「打ち込みやすさ・固定力・強度など、キャンプ用ペグの基本機能を徹底的に追求した、フラット&クサビ型の鍛造ペグ。」
この辺に的を絞って実際に見ていきます。
[box class="box28" title="余談ですが"]
このシルエット、手に持った時からオウムに見えて仕方ありません(汗)ドウモ!ボクオウムノグウラートデス・・・。
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スペック比較
グラートステイク18 | ソリッドステーク20 | |
材質 | スチール・黒電着塗装 | スチール・黒電着塗装 |
サイズ | 8 × 35 × 180mm | × 200mm |
重量 | 105g | 75g |
グラートステイク28 | ソリッドステーク30 | |
材質 | スチール・黒電着塗装 | スチール・黒電着塗装 |
サイズ | 10 × 40 × 280mm | × 300mm |
重量 | 225g | 180g |
それぞれスペックが近いペグどうしを並べてみますと、どちらもグラートステイクのほうが2mmほど短いのに重量は重い仕様になっていますね。
グラートステイクの断面形状が長方形なのに対してソリッドステークは円形になっているのが理由です。後述しますがこの形状による違がペグとしての機能に影響を及ぼします。
そのほかスノーピークの鍛造ペグはさらに長いシリーズもラインナップしています。
ソリッドステーク40 | ソリッドステーク50 | |
材質 | スチール・黒電着塗装 | スチール・黒電着塗装 |
サイズ | 400mm | 500mm |
重量 | 330g | 540g |
ソリッドステーク50なんかはお店で売っているのをたまに見かけますがどんな場面での使用を想定しているのだろうと思うくらい長いです。
[memo title="MEMO"]
これまでキャンプに行った経験からは300mm以上の長さが必要になる場面はなかったですね。通常の規格キャンプサイトであればタープに300mmペグでもじゅうぶんでしょう。
行ったことありませんが海沿いの砂浜でするキャンプだと400mm以上のペグが必要になってくると思います。
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詳細レビュー
それではこれまで使ってきたソリッドステークと比べてグラートステイクがどう違うかをレビューしていきます。
まず手にしたときはグラートステイクが面形状になっているのでまとまりは良いです。
また30gの重量さもしっかりと伝わってきますね。
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地面への打ち込みやすさについてはソリッドステークに軍配が上がります。
ソリッドステークは球面形状になっているのでハンマーを当てるポイントが狙いやすく、反面グラートステイクは角を叩いてしまったりとなかなか狙いが定まりにくかったです。
引き抜くときはスノーピークのハンマーが無ければグラートステイクを挿して捻りながら引っ張ると抜きやすいです。
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地面に刺したときの引き抜き抵抗はグラートステイクもソリッドステークも変わりない感じですが。。。
このようにソリッドステークは円形なのでねじり方向に対しての食いつきは悪く、反面グラートステイクはクサビ形なぶん食いつきが強いのをすぐに感じることができます。
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まとめ
結論から言うとグラートステイクはソリッドステークに勝ると思いました。
クサビ形になっているので地面への食いつきも良くなっていますし、持ち運びのしやすさも◎。これって地味に嬉しいポイントで多くのペグを使うテントほどより感じます。
キャッチフレーズのとおり「打ち込みやすさ・固定力・強度など、キャンプ用ペグの基本機能を徹底的に追求した、フラット&クサビ型の鍛造ペグ。」でした。