こんにちは、フクロウです。
今日レビューするキャンプギアはスノーピーク『フォールディングトーチ』型番:GT-110R(GT-120)です。トーチ界のスター的存在らしく永らく売切れで入手不可だったところ、ようやく購入することができました。
最後のほうではそんなフォールディングトーチを今回はトーチと言えばSOTOと言えるくらいメジャーな『フィールドチャッカー』型番:ST-450と併せて動画比較してみたのでレポートしていきます。
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2022年現在『GT-110R』は廃盤となり『GT-120』にリニューアルされています。
主な変化点はアダプターが廃止になりOD缶専用品となりました。
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フォールディングトーチ(GT-110R/GT120)
改めて今回レビューするキャンプギアがこちら。スノーピークが発売している焚き火用トーチ『フォールディングトーチ』型番:GT-110R(GT-120)です。
なんだかGT-Rという型番からもノーマルトーチとは別次元のトーチであることを連想させてくれるギアですね。
そんななにかすごいオーラを放つフォールディングトーチをいろんな角度から徹底レビューしていきます。
スペック
簡単ですがスペックがこちら。
- サイズ:本体/277×73×205(h)mm、
- サイズ:CB缶アダプター/φ40×28(h)mm
- 重量:本体/285g(CB缶アダプター含む)
- 収納サイズ:191×70×43mm
- 材質:本体/ステンレス・アルミニウム・ブラス・天然木、収納ケース/ナイロン
- 出力:3,500kcal/h
リニューアル
実はこのフォールディングトーチですが、これで2代目になってリニューアルされています。
火力の性能に差はないですがいくつかの仕様変更点をレポートします。
失火性能の改善
メーカーHPによると
一次吸気の際に吸入される空気量を調整し、リフティングによる失火現象を改善。※失火現象はガスカートリッジ内のガスの量が多い時、気温が高い時に起こりやすくなります。
とのことで、たしかに僕が持っている新型ではこれまで使ってきたなかでそのような現象は起きませんでした。
[say img="https://unpluggedowl.com/wp-content/uploads/2019/07/f14b448784083457bf63e3a03da2b00c.png" name="フクロウ" from="right"]こんな改善があったことを執筆中に知りました(-_-;)[/say]
木製グリップ装着
これはひと目で変更されたとわかるポイントですね。新型フォールディングトーチには木製グリップが装着されました。
しかも収納時は折りたたんでコンパクトにすることができ、ナイロン製の収納袋も付属しています。
これ以上の詳細については後ほどじっくりレビューしていきます。
変換アダプタ改良
意外と気づかない人も多いのではないでしょうか?実はOD-CBへの変換アダプタにはガス漏れを防ぐ機能が追加されています。
左が旧型で右が新型です。
旧型のほうは真ん中のガスの通り道が貫通孔ですが、新型のほうはそこにバルブ機構が追加されています。
これにより、CB缶にこの変換アダプタを装着したまま持ち運ぶことも可能になりました。
[alert title="注意"]本来の目的ではないと思いますので自己責任にて評価ください。[/alert]
予想ですがメーカーの狙いは変換アダプタだけをCB缶に取り付けたら一気にガスを噴射させてしまうことを対策したものと考えます。
その他
細かなことですが新型のロゴはレーザー印にスペックダウン。旧型は大き目の刻印だったのに。これもコストダウンでしょうか、、、
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詳細レビュー
それでは恒例の詳細徹底レビューに入っていきます。
セット内容は本体、変換アダプタ、収納袋、説明書の一式です。
フォールディングトーチ使用時は金色のロックピンを押してグリップをクルッと回して広げます。
ちなみに安全対策でしょう、ガス缶との接触部にフレームをきっちり当ててあるのでグリップの角度を変えたりすることはできない構造になっています。
ガスの調整はスノーピークでよく使われるタイプです。
[say img="https://unpluggedowl.com/wp-content/uploads/2019/07/f14b448784083457bf63e3a03da2b00c.png" name="フクロウ" from="right"]余談ですがスノーピーク製品はこのタグが取り難くてイライラしちゃう[/say]
グリップの末端にはハンガーラックに引っ掛けることができるようになっています。
トーチには控えめに『snow peak』のレーザー印があしらわれています。
新型になってもオート着火機能は無く別途ライターなどを準備しなくてはならないところはマイナス評価です。。。
目には見えないところも良く設計されており、ご覧のようにOD缶使用時はグリップに重心が来るようになり、CB缶使用時はCB缶に重心がくるようになっています。
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旧型だとOD缶使用時はどうしても火と手元の距離が近くなりがちだったのでこれも大きな改善点でしょう。
また、写真はありませんが、OD缶使用時でもCB缶使用時でも逆さ向き(液出し)で使用することもできます。
ライバルはSOTO?
スノーピークのフォールディングトーチも大人気ですが、やっぱりトーチと言えばSOTOでしょう。
もしかしたらSOTOのトーチとどっちにしようか悩まれている人もいるのでは?と思い、手元にあったSOTOの逸品『フィールドチャッカー(ST-450)』と比較した動画を作ってみたのでどうぞ。
まとめ
いかがでしたか?動画でも解説のとおり、どちらのトーチも一長一短あり僕としてはどちらのほうが優れているということではなく、それぞれ違う用途/目的をもった設計がされているんだと思います。
だから今回買ったフォールディングトーチも前から持っているフィールドチャッカーも両方をキャンプに持っていきますね。